アーティスト名 | SEPULTURA セパルトゥラ |
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アルバム名 | KAIROS カイロス |
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イゴール(dr)も脱退してからの2枚目。前作では気負いに由来するものなのか、コンセプチュアルな構成によるものなのか、窮屈な部分が時折顔を見せていたが、ここで聴くことができるのは圧倒的なセパルトゥラ感! しかもみんな大好きアーリー’90sセパルトゥラ。それが自然と滲み出ている様が実に心地よい。カヴァレラ兄弟のカリスマ性は否めないし、実際華のある作品ではないけれど、C・コンスピラシーでは絶対に味わうことのできない魅力が満載。セパルトゥラの看板を背負っているのはやっぱりこっち!と大きく頷いてしまう快作。アンドレアスのギター・プレイも、前数作の中でも最も活き活きとしている。
(久保田千史)