| アーティスト名 | SHIRAZ LANE シラーズ・レーン |
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| アルバム名 | CARNIVAL DAYS カーニヴァル・デイズ |
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フィンランド産ロックンローラー５人組による2nd。女性的とさえ言える特徴的な声質を聴かせていたヴォーカルが、使用する音域を全体的に下げ、歌い方を根本から見直したのだろう。前作のレビューで引合いに出したヴェインやザ・ダークネスとはもはや似ても似つかぬ独自のサウンドを作り上げており、音楽性も敢えて例えれば、1stの頃のスキッド・ロウをより甘くソフトにしたようなスタイルに姿を変えている。サックスを擁した「Carnival Days」の曲調にはさすがに混乱したが、ノリノリの「Harder To Believe」やメロウな「Shangri-la」など前作の延長線上にある楽曲も収録。思春期の少年が声変わりを経て、大人になったような印象の１枚だ。
【文】Masa Eto
