MARK OF THE BEAST/SIGN OF THE JACKAL

MARK OF THE BEAST/SIGN OF THE JACKAL

ダーティな声質の女性シンガーを擁するイタリア産新世代硬派メタル・アクトの初アルバム。ホラー映画っぽいイタリア語のセリフSEなどをちりばめながら、リフの刻みで疾駆していくスタイリッシュさがマニア心をくすぐる。メンバー全員ダイハードなメタル・マニアらしく、超マイナー・バンドやレア曲のカヴァーを取り上げることで話題となっている辺りも萌えポイント。曲展開は微笑ましいくらい多様性を拒んでいて要するに一本調子なのだが、コンパクトながらギター2本の絡みがNWOBHM期ジューダス・プリーストを思わせるソロ・パートもアガる。メタル愛は確かに受け取った!と叫びたくなる突撃作。
(平野和祥)