アーティスト名 | STONE SOUR ストーン・サワー |
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アルバム名 | HOUSE OF GOLD & BONES PART 2 ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ |
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昨年の“PART 1”と対で同時制作された通算5作目。トゥール風のダークさや緻密さ、要は’90年代後半的なムードが濃いが、大筋は前作と同様。アリス・イン・チェインズのシリアスさやパンテラのアグレッシヴさといった’90年代的要素を核に、’80年代のUSメタルを知る人間ならではのキャッチーさも兼ね備える、コリィ・テイラー(vo)らの音楽体験が率直に反映されたと思しきリアルなメタルだ。レイチェル・ボラン(b)の全面起用は、“シリアス”“アグレッシヴ”“キャッチー”のバランスが秀逸な『SUBHUMAN RACE』(スキッド・ロウ/’95年)が青春の1枚だったがゆえか? 同世代として深い共感を覚えた。
(菅原健太)