A GIRL CALLED CERVEZA/TANKARD

A GIRL CALLED CERVEZA/TANKARD

’80年代前半から地道に活動を続け、今年で記念すべき結成30周年。ジャーマン・スラッシュ第2世代代表タンカード。超初期からとは言わずとも、30年で音楽性がほとんど変化していない彼らだが、本作ではオーセンティックなHMの要素をこれまで以上に投入している印象。とはいえ全体のイメージを損ねることは全くなく、よりキャッチーに聴かせる一要素として組み込んでいる辺りさすがベテラン。毎回酒がテーマのアホなスラッシュ・メタル・バンドだと思って敬遠されている方がいらっしゃったら、ちょっともったいない。洗練された燻銀のHMが詰まった良作に仕上がっているので、ぜひご一聴を。
(久保田千史)