LOST CONTROL/THE NO-MADS

LOST CONTROL/THE NO-MADS

’99年結成、(言われなければ気付かない)女性シンガーをフロントに据えたポーランド産スラッシュ・バンドが、4thアルバムで日本デビュー。オールドスクールなヨーロピアン・スタイルで激走し、剛直な突進力や吐き捨てヴォイスのスタイルもあって、思い出すのはシュミーア(b, vo)復帰後のデストラクションだ。ギターは図太いリフを刻んで押しまくりつつ、特段ハイテクなわけではないが、楽曲に呼応する性急なソロ・パートもしっかり設けられている。女性ヴォーカル・スラッシュの老舗であるホーリー・モーゼズをカヴァーしているところで、付け焼き刃ではないスラッシャー魂をさりげなく誇示。
(早川洋介)