アーティスト名 | THEORY OF A DEADMAN セオリー・オヴ・ア・デッドマン |
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アルバム名 | THE TRUTH IS... ザ・トゥルース・イズ… |
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“ニッケルバックの弟分”の名でデビューを飾った4人組、通算4作目。地道なドサ回りとシングル・ヒットによって、皮肉にも日本盤がスルーされた前作『SCARS AND SOUVENIRS』(’08年)がミリオン・セールスを記録。一躍トップ・バンドの仲間入りを果たした。だが、洗練とは縁がないのがらしいところで、米国南部の影響を受けた泥臭いロックに、タイラー・コノリー(vo, g)のねっとりしたしゃがれ声が絡みつく(今どきリーゼントとは凄い!)。2本のギターはハード・ロック・マナーに則り、リフでは切っ先鋭いフレーズを繰り出し、ソロではきちんとむせび泣く。“真っ当なロック”が聴きたい人にお勧め。
(小口正貴)