SHIHAUNGDI/THY MAJESTIE

SHIHAUNGDI/THY MAJESTIE

 イタリアが誇るヒストリカル・パワー・メタル・バンドの3年ぶりとなる5th。これまで史実や歴史上の人物を基に作品を発表してきた彼らが今回テーマとしたのは、秦の始皇帝。デビューから初志貫徹、映画サントラ顔負けの劇的で壮大なバッキングに、荘厳なクワイアで攻め立てるエピック感満載の音楽性に何ら揺るぎはない。が、中国をテーマにしているだけに、もう少しアジア風なアレンジもほしかったり…と感じたりもするが、ホーリー・ナイツの劇的飛躍を支えたギタリストのプレイはソロも含め随分とテクニカルな面を強調しているし、クリムゾン・ウィンドのヴォーカルも巧く、全体的な完成度はかなり高い。
(新垣信哉)