THE BOMB SHELTER SESSIONS/VINTAGE TROUBLE

THE BOMB SHELTER SESSIONS/VINTAGE TROUBLE

圧倒的な歌唱力と味のある声を持つ黒人シンガーを擁する米ハリウッドの4人組ロック・バンドのデビュー作。そのサウンドは’60〜’70年代のロックを彷彿させるR&Bテイスト全開のソウルフルなロッキン・ブルースで、フィジカルな躍動感に溢れたファンキーな演奏は理屈抜きで惹き付けられる。音作りやアレンジも含めた今時では珍しいアナログ感たっぷりのサウンドは、当時のロックを知るリスナーからすれば懐かしさが先に立ちさほど新鮮味はないが、いくら懐古趣味的なロックでも良い音楽は良いと改めて思う。その意味で若いロック・ファンにこそ聴いてほしいアルバムだ。サマソニでの来日も今から楽しみ。
(保科好宏)