LEGEND/WITCHCRAFT

LEGEND/WITCHCRAFT

 “偽物”には容赦ないダウンのフィル・アンセルモが讃辞を送っている、スウェーデンの5人組による4作目。C.O.C.×トラブル的な埃っぽさと湿っぽさが同居する絶妙のさじ加減が相当に渋い、ドゥーム/ストーナー界隈で名を馳せるバンドではあるが、力強さと同等に繊細さも感じられるサイケ/プログレ混じりのアンサンブルの妙は、むしろ’60年代後期〜’70年代初期型のヴィンテージHRと呼びたくもなる。ギターも’60〜’70年代のバンド同様にブルースがしっかり咀嚼された上にある燻し銀のプレイであり音作りであり、音楽性に完璧にフィットしている。非の打ち所がない、HRの古典だ。
(菅原健太)