アーティスト名 | XANDRIA サンドリア |
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アルバム名 | NEVERWORLDユS END ネヴァーワールズ・エンド |
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独産シンフォニック・メタラーの第5作。’05年の3rd『INDIA』で本邦デビューするも、次作は日本盤が出ず、久々の国内リリースとなる。’08年にバンドの顔だった赤毛のシンガー:リザが脱退し、紆余曲折を経て、元HAGGARDのマヌエラ・クララーが’10年暮に加わり、これが心機一転作と言えよう。コケティッシュな魅力を発散していたリザとは違い、いわゆるママさんコーラス系ソプラノで歌い上げるマヌエラのスタイルもあり、初期ナイトウィッシュっぽさが一気に増大。ギター的な聴きどころはそう多くないが、フォーキーなムードがエキゾティックなテイストを凌駕する中、メタリックなゴス風味も強まっている。
(奥村裕司)