アーティスト名 | XANDRIA キサンドリア |
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アルバム名 | THEATER OF DIMENSIONS シアター・オブ・ディメンションズ |
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女性シンガー主役のシンフォニック・メタル様式ドイツ代表の7作目。一時期シンガーの座が不安定だったものの、本作は厳粛な唱法のダイアン・ファン・ヒアースベーヘン加入後2作目となり、民族音楽要素なども含む壮大重厚な幻想世界の作り込みに心おきなく没頭している。14分超の最終曲は圧巻だ。ビョーン・ストリッド(ソイルワーク)、ザヘル・ゾルガティ(ミラス)ら豪華ゲスト・シンガー参加でとにかく歌の力が圧倒的な作品だが、重いバッキングから要所で立ち上がる2本のギターの叙情プレイもドラマの盛り上げに一役買っている。初回限定盤はアコースティック再録集のボーナス・ディスク付き。
【文】平野和祥