フェンダー、ジャクソン、EVH、シャーベル、グレッチ NAMM2025

フェンダー、ジャクソン、EVH、シャーベル、グレッチ NAMM2025

今回のNAMMショウでは、フェンダーのブースがビジネス関係者のみ立ち入り可能なエリアにあり、傘下ブランドの下記写真も同ブース内で撮影されたものだ。早速、様子を見ていこう。

Fender

Standard Series

フェンダー・ブランドで最も手頃な価格帯となる“Standard Series”が登場。ギターには3シングルとSSHピックアップ配列のストラトキャスター、2シングルのテレキャスターがラインナップされた。

Standard Seriesなら、Acoustasonicもお手頃価格でご提供。テレキャスターとジャズマスターのシェイプがあり、どちらもブラック、エイジド・ナチュラル、ハニー・バーストの3色展開。

American Vintage II Series

American Vintage IIシリーズのジャズマスター・モデル(左)と、1951 Telecasterモデルの限定カラー“Prototype White”。

ストラトキャスターに新カラー。Shoreline Gold(左)、右はCandy Apple Red。

Others

ロングセラー・ゲーム“MONSTER HUNTER”に登場する火竜リオレウスをイメージした限定スペックのテレキャスター。

ジャック・ホワイト仕様の白黒フィニッシュが特徴的な“Acoustasonic”。

Accessories

スパイラルシールディングと耐久性の⾼いニッケルメッキのコネクターを特徴とする強固な構造をもつCoil Seriesが登場。くすみカラー4色をラインナップしている。こちらはカール・コード・タイプの“Coil Series Coil Instrument Cables”。

複数本のギターを同時に立てかけられるギター・スタンドのシリーズ。写真は高さ調節が可能な“Adjustable Triple Hanging Guitar Stand”で、アコースティック・ギターやベース・ギター、オフセット・シェイプのボディ等にも対応する。

EVH Guitars

EVHから登場した“Wolfgang Special TOM”は、従来フロイドローズ・トレモロが搭載されてきたブリッジファイン/チューナー付きのにチューン・O・マティックを採用、ゴールド・ハードウェアやアーチド・トップ加工で高級感ある仕上がりに。3色展開。

よりお手頃価格な“Wolfgang Standard TOM”シリーズは、ボディへのコンター加工やピックアップが配線なしで交換可能などといった違いがある。なお“Special”“Standard”共に、ネック&指板はローステッド・メイプル、スピード・ノブ、“Woflgang Humbucker”ピックアップを採用。

セミホロウ・ボディ構造の“SA-126 Special”の特徴を受け継いだ“SA-126 Standard”は、マホガニー・バック&センター・ブロックにメイプル・トップでネックはローステッド・メイプル&ローズウッド指板。ホール形状が“f”から“e”に変更、チューン・O・マティックのブリッジやスピード・ノブ搭載なども“〜Standard”ならではの仕様だ。

アンプ関連では、“Iconic”シリーズに“5150 Iconic Series 15W EL34 1X10 Combo”がラインナップ。2種類のゲイン・チャンネルはそれぞれ“Overdrive”“Burn”といったボタンが搭載され、バッキングから激しいリードまで対応可能。エディ・ヴァン・ヘイレンが培ってきた極上のギター・トーンが追求できそうだ。デジタル・モデリングによるアンプ・サウンドを鳴らすことに特化したキャビネット“Hypersonice FR-12”にも注目。フェンダー“Tonemaster Pro”や他メーカーのプロセッサーなど、幅広く対応している。

Jackson ジャクソン

ジャクソンの“Pro Plus”シリーズに、シュレッド特化の限定モデル“Pure Metal Limited Edition”がラインナップ。写真の“Kelly”(“〜Kelly KE1A”)や“Solist”など、定番モデルが揃っていた。フロイドローズ・トレモロ&24フレット、フィッシュマン“Fluence”ハムバッカーをブリッジ側にのみ搭載。

Xシリーズの、ユニークなグラフィックが目を引く定番シェイプ。左から、蛍光グリーンな“X Series Dinky DK1A, Amaranth Fingerboard, Illuminati”、アンディ・ウォーホル的な“〜Dinky DK1A”、サークル・ペイントの“X Series Soloist SLX DX Graphic Srs”。

Charvel シャーベル

シャーベルからも、速弾きに特化した強烈なニュー・モデルが続々。

“Pro-Mod Plus“シリーズは、長年親しまれてきたシェイプにより現代化されたスペックを加えたモデルが登場。こちらはキルテッド・メイプル・トップ&フロイドローズ・トレモロ仕様の“San Dimas”。

Evertuneブリッジを搭載した“Pro Mod Plus So-Cal Style 1”(写真右)は、ミッドナイトブルーのボディにブラック・ピックガードのダークなルックス。

“Pro-Mod Plus San Dimas Style 1”は、弾きやすく改善されたヒール形状着などが特徴だ。フロイド搭載はスコーチドアース/スノー・ホワイト、ハードテイルはスコーチドアース/プラチナム・ピンクの各2色。2枚目の写真左端は、まるで歴戦の傷跡さながらのエイジド加工を施した“Super-Stock So Cal Style 1 HSH FR RW”。

“Pro-Mod”シリーズの“San Dimas”は、ローズウッド指板にサテン・フェラーリ・レッド/ファラオ・ゴールドのモデル、またはメイプル指板にペルハム・グリーン/グロス・ブラックのカラー・ラインナップ。

Gretsch グレッチ

グレッチの限定モデルがたくさん! まずはProfessional Collectionからダブル・カッタウェイの“Broadkaster LX Center Block with String-Thru Bigsby and Gold Hardware”。ボディ・デザインやセンター・ブロックの再設計で高ポジションが弾きやすくなり、またサウンドも中域が強調されている。ピックアップに“Pro Twin Six”2基を搭載。

写真2枚目はシングル・カッタウェイの“Broadkaster Jr. LX Center Block with String-Thru Bigsby and Gold Hardware”。ブラックベリー(写真中央)とミッドナイト・サファイアの2色をラインナップ。

Electromatic Collectionには、フレイム・オクメのトップ材の杢目が新鮮な美しさを持つ“Electromatic LTD Flame Okoume Broadkaster Double-Cut with Bigsby”と“〜 Broadkaster Jr. Single-Cut with Bigsby”。

ゴールド&シルヴァーのスパークル・フィニッシュがゴージャスな“G5230T Electromatic Sparkle Jet FT Single-Cut with Bigsby”(写真左、中央)。右はStreamliner Collectionの限定モデルで、ミッドナイト・サファイアとゴールド・パーツの洗練ルックス&モダンなプレイアビリティを提供する“G2622TG Streamliner Center Block Double-Cut with Bigsby LTD”。

続いてもやはりStreamlinerの限定モデルで、リヴィエラ・ブルー・フィニッシュが眩い“G2655TG Streamliner Center Block Jr. Double-Cut with Bigsby LTD”(写真左)と、電気系統のアップデートでモダンなサウンドを提供する“G2420TG Streamliner Hollow Body Bigsby”。

アコースティック・ギターの“Jim Dandy”に限定モデルが登場。ソリッド・スプルースをトップに、サペリをサイド&バックに用いた“Limited Edition Jim Dandy Concert Solid Top”(写真左)と“〜Parlor Solid Top”で、日本では税込5万円弱と、比較的お手頃価格で提供予定とのこと。