暑さに負けそうな日々、体には気をつけて! ロック〜メタル、ギター・シーン注目の新譜情報をお届け。
『=1』DEEP PURPLE
『イコール・ワン』ディープ・パープル
CD | キングレコード | 2024年8月7日発売
ディープ・パープルの23作目となる最新スタジオ作。スティーヴ・モーズに代わって加入したサイモン・マクブライドをギタリストに迎えて制作された初のスタジオ・アルバムで、クラシック・ロックと現代アレンジが融合した楽曲を収録。名プロデューサーのボブ・エズリンがミックスとプロデュースを担当しており、“=1”というタイトルは、複雑な世界ですべてが一つの本質に集約されるという思想を表している。
海外では7月19日に発売されており、8月7日に発売される日本盤は初回限定盤三方背BOX 仕様(CD+Blu-ray)を始め、初回限定プレス盤の紙ジャケット仕様(CD+DVD)、通常盤の3形態でリリースが予定されている。 DVD にはドキュメンタリー映像(約 55 分)を収録のほか、 Blu-rayにはドキュメンタリー映像+ミュージック・ビデオ2曲を追加収録。さらにはジャケット・ステッカーを封入予定。
バンドは現在大規模なツアーを展開中で、先日は「Smoke On The Water」発祥の地となった“Montreux Jazz Festival”に出演し、湖畔の上に煙が立ち込める特別な演出と共に同曲を演奏したことも話題となっている。
『BACK WITH A BANG!』 KISSIN’ DYNAMITE
『バック・ウィズ・ア・バング!』キッシン・ダイナマイト
CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 2024年7月3日発売
20年以上のキャリアを持つドイツのスタジアム・ロッカーが放つ最新アルバム。前作『NOT THE END OF THE ROAD』(2022年)は本国のアルバム・チャートで2位を記録するバンド最大のヒット作となった。今回もハネス・ブラウン(vo)がプロデュースしており、ノリの良いアリーナ・ロックやスタジアム・ロック・サウンドが詰まった仕上がりに。結束力の強さと決意を示したシングル「Raise Your Glass」も好評だ。なおバンドは、今年11月に大阪と東京での来日公演を行なう予定。
『NEW HORIZONS』SKYEYE
『ニュー・ホライズンズ』スカイアイ
CD | ワードレコーズ | 2024年7月19日発売
2014年にスロヴェニアで結成されたヘヴィ・メタル・バンドの、3rdにして日本デビュー作。2018年に1st『DIGITAL GOD』、リーパー・エンターテインメントと契約して2021年に2nd『SOLDIERS OF LIGHT』をリリースしており、同作はドイツの“Metal Hammer”誌と“Rock Hard”誌で高評価を受ける。アイアン・メイデンやジューダス・プリーストなどの影響を受けた正統派楽曲と疾走感溢れるサウンドで、ヴォーカリスト:ヤン・レシュチャーネツのハイ・トーンが特徴。グレガ・スタロウスキー&マルコ・カウチュニクが繰り出すツイン・ギターの魅力もたっぷりで、新世代のメタルを牽引する存在となっている。
『DREADFUL COMPANY』VERNI
『ドレッドフル・カンパニー』ヴァーニ
CD | Bickee Music | 2024年8月23日発売
オーヴァーキルのベーシスト:D.D.ヴァーニ率いるヴァーニの6年ぶりセカンド・アルバムが完成。D.D.が作詞作曲を手掛け、ベース、ギター、ヴォーカルを担当し、バンド・メイトのジェイソン・ビットナーがドラムを務めた。アンスラックスのチャーリー・ベナンテ、シンフォニー・エックスのマイケル・ロメオがゲスト参加している。前作に続きメタル、パンク、クラシック・ロックの影響を受けた楽曲が特徴で、エネルギッシュでシンガロングな曲が揃う。クリス“Zuess”ハリスがミックスとマスタリングを担当し、バックマン-ターナー・オーヴァードライブのカヴァーも収録されている。