去る9月4日に、BABYMETALがその10年の歴史で築いてきた“LEGEND”=ライヴに関して綴った著書『10 BABYMETAL LEGENDS』(ぴあ株式会社刊)を上梓した、 “キツネ様のお告げを届けるメッセンジャー”にして“BABYMETALをプロデュースするマスターマインド”であるKOBAMETALが、早くも著書第2弾となる『鋼鉄っぽいのが好き‐人生9割メタルで解決‐』を株式会社KADOKAWAより9月29日に発刊!
本書は、2020年12月〜2021年7月までウェブサイト“ダ・ヴィンチニュース”で連載されていた『KOBAMETAL メタルハートで常識を覆せ! メタルか? メタルじゃないか?』に加筆、さらに新規書き下ろし文も加えた1冊の“メタル本”として上梓。世の中のあらゆる事象を“メタルの視点”でズバズバと斬りまくる“シン・メタル論”が展開されている。
これを記念した特別イベントが、9月30日、タワーレコード渋谷店にて開催された。
イベントに先行して実施された囲み取材では、KOBAMETALより著書について以下の思いが語られた。
――本書のアピールポイントは?
KOBAMETAL:『鋼鉄(メタル)っぽいのが好き』というタイトルですが、内容は100%メタルじゃないところですね。ワタクシ自身はメタルの強い心と、柔軟な頭をもって、何事もバランスよくやっていこう……という考え方なので、それを楽しく書きまとめられたかなと思っています。
――副題の“人生9割メタルで解決”について。ご自身でも、メタル・ハートを持っていたからこそ乗り越えられた出来事や、エピソードはありますか?
KOBAMETAL:特定の出来事ではないのですが、今は時代の流れが速いし、いろんな情報が溢れかえっていて。そんななかで、自分はいちばん何を大事にしていくべきか? 流行り廃りに流されないようにするためにも、“自分のなかの軸”としてメタルのハートがあって、本当に良かったなと思っています。堅苦しいことを言ってしまいましたが、本書はそんなに真面目な本ではないので、かしこまらずに軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです(笑)。
(取材・文/田井成樹 撮影/神保達也)
また現在、タワーレコード渋谷店 8F SpaceHACHIKAIにて、BABYMETAL結成10周年イヤーの集大成となった日本武道館10公演およびその映像作品『10 BABYMETAL BUDOKAN』リリースを記念した企画展「10 BABYMETAL BUDOKAN – EXHIBITION – 」も開催中だ(10月10日まで)。
なお、ヤング・ギター2021年11月号(10月8日発売)では、KOBAMETALの独占ロング・インタビュー記事を掲載。最新ライヴ作品『10 BABYMETAL BUDOKAN』や著書『鋼鉄っぽいのが好き‐人生9割メタルで解決‐』についてのほか、同号にて特集を組んでいる昨今のメタル・シーンについても語ってもらっている。上記ライヴ作品や著書と合わせて、こちらもぜひチェックしていただきたい!