ロック・コンサートのステージでソロを弾くギタリスト、その背後には縦横に何台も積み上げられたアンプやキャビネットが強烈な存在感を放つ“マーシャル・アンプの壁”…。アンプ・シミュレーターといった技術革新により、最近ではその光景を見ることが少なくなってしまったが、このたび鴬谷にあるライヴハウスの東京キネマ倶楽部が、マーシャル製品を並べて“壁”を作ることができる、本国イギリスのマーシャル社公認のライヴハウスに認定された。さらに、これを記念して同社が主催するコンサート、“Marshall Gala” (マーシャル・ガラ)が3月6日に行なわれることが決定した。
元グランド・キャバレーの名残がみえる豪華な内装で注目を集めているこの会場、現在では様々なコンサートやイベントが行なわれているが、今後はマーシャルのアンプやキャビネットを常に大量保管し、要望に応えていつでもイングヴェイ・マルムスティーンのような(!?)セットを構築できるようになる。こうした試みが実現したライヴハウスは、こちらが世界で初めてとなるそうだ。
出演アーティストはマーシャルを中心に、ドラムのNATALやベース・アンプのEDENといった同社のグループ・ブランドの製品を愛用する凄腕が集結。以下、ギターを中心に紹介していくと、まずは四人囃子とギタリストの稲葉政裕、山崎 洋(b)が合体した稲葉囃子(いなばやし)。そして聖飢魔Ⅱのルーク篁とMary’s BloodのSAKIがジョイントしたLUKE&SAKI。GRANRODEOからはe-ZUKAが参加。さらにStrange Beautiful and Loudの三宅庸介、コンチェルト・ムーン、田川ヒロアキ、D_Driveなど、ベテランから若手まで様々な顔ぶれが勢揃いしている。
マーシャルの壁を背にエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げる彼らの姿を、是非会場で自らの目に焼き付けてほしい!
Marshall Gala (マーシャル・ガラ)
イベント詳細
日程:2016年3月6日(日)
会場:東京キネマ倶楽部
時間:開場/16:15 開演/17:00
入場料:前売3,500円 当日4,000円(税込/イス席/1ドリンク別)
チケット:2016年1月12日 イープラスより販売開始
出演アーティスト:
(順不同)
稲葉囃子(岡井大二:dr、坂下秀実:key、稲葉政裕:g、山崎 洋:b)
ルーク篁 from CANTA、聖飢魔II
e-ZUKA from GRANRODEO
三宅庸介
CONCERTO MOON
田川ヒロアキ
SAKI from Mary’s Blood
D_Drive
Neo-Zonk
The Shred Masters(MASHA、西村 守、hibiki)
山本征史
金光健司
依知川伸一 from BARAKA
セミメタルA太郎 from サイバーニュウニュウ
石川達也 (ex-QUORUM)
ジョナサン・エラリー(Marshall Amplification)
司会&撮影:牛澤滋由貴(Marshall Amplification)