12月12日発売となる、ピンク・フロイド『WISH YOU WERE HERE』(邦題:炎~あなたがここにいてほしい)50周年記念盤の豪華デラックス・ボックス・セットの詳細が発表となった。
豪華デラックス・ボックス・セットには2CD、4LP、Bru-rayと全フォーマットを収録。特典として「葉巻はいかが b/w ようこそマシーンへ」の日本版7インチ・シングルのレプリカ、未発表写真満載の豪華フォトブック、コミック・ブック仕立てのツアー・プログラム、ネブワース公演のポスターなど様々な特典がこのボックスのみに封入される。4枚組LPヴァージョンはこのデラックス・ボックス限定となる(4枚目には「Live At Wembley 1974」を収録)。そして、レコードはマニア心をくすぐる、美しい透明のCRYSTAL CLEAR VINYL(これもデラックス・ボックス限定)、それぞれ独自にデザインされたジャケットとともにハードカバー・ボックスに収納される。限定1500セット、世界中のファン垂涎のコレクターズ・アイテムとなること必至。
また、日本独自ダブル特典として、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから出荷される商品にのみ、日本語解説書及び、オリジナル・ジャケを使用したミニCD・キーチェーンが付属する(日本製作)。
2CD、4LPにはオリジナル盤(5曲)とともに、ボーナス・トラックとしてスタジオ・レアリティーズ9曲収録(このボックスのみ4枚目のLPに「Live At Wembley 1974」を収録)。Blu-rayにはオリジナル・アルバムの初ドルビーアトモス(長年ピンク・フロイドの音を司ってきたジェームス・ガスリーが新たにミックス)、5.1ch、4ch、Stereoと4つのMixと、ボーナス・トラックを25曲(スタジオ・レアリティーズ9曲と未発表ライヴ音源16曲)収録(オーディオ・オンリー)。更に映像は1975年のツアーから3公演のコンサート・スクリーン・フィルムと、ストーム・トーガソン作のショート・フィルムが収録されている。
Blu-rayに音源として収録される、未発表ライヴは1975年4月26日のロサンゼルス・スポーツ・アリーナ公演での130分を超えるライヴ・パフォーマンスで、当時まだ発売前だった『炎』『アニマルズ』に収録された曲の初期ヴァージョンや『狂気』全曲演奏を披露。有名ブートレッガーのマイク・ミラードによる録音をスティーヴン・ウィルソン(『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』をREMIX)によってきめ細かい修復とリマスタリングを施された、全16曲が初めて公式リリースとなる。ローリングストーン誌(2021年)ではこのライヴについてこう語られていた。 「もしピンク・フロイドがブートレッグ・シリーズを作ることになったら、75年のLAスポーツ・アリーナのミラードのマスター・テープを手に入れるべきだ。ライヴ・アクトとして彼らの能力がピークに達している時のショーであり、可能な限り広く聴かれるべきものだ」。
日本盤は日本独自仕様の2CD+BD(3枚組)7インチ紙ジャケット仕様とともに、2CDヴァージョン、1LPヴァージョン(Yellow Color Vinyl/輸入盤国内仕様)がリリースされる。
本作より、未発表だった「Welcome to the Machine」の初期デモ音源(当初の仮題は「The Machine Song」)が公開されている。
INFO

Wish You Were Here 50 / PINK FLOYD
2025年12月12日発売 | ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(輸入盤のみ) | 2CD+BD+4LP+7“+Memorabilia

公式インフォメーション
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル



