SH-6 Duncan Distortion:セイモア・ダンカン・マニアック第8回

SH-6 Duncan Distortion:セイモア・ダンカン・マニアック第8回

SH-6 Duncan Distortion

セイモア・ダンカンが1979年に生産開始した、第1世代のピックアップの1つ。伝統的なアルニコ・マグネットの代わりにサイズの大きいセラミック・マグネットを用いることで、高域にハードなエッジを獲得し、またより細いワイヤーを採用してターン数を多くしたことで、パワフルな出力を実現している。分厚いマホガニー系のボディーを持つギターにオススメで、ジャンル的にはオールドスクールなヘヴィ・メタル系に使用ギタリストが多い。

サウンド・サンプル 試聴

サンプル音源 1:クランチ

(リア)0:00〜0:10
(ミックス)0:11〜0:21
(フロント)0:22〜0:31

アンプのセッティング

サンプル音源 2:ディストーション

(リア)0:00〜0:11
(ミックス)0:12〜0:26
(フロント)0:28〜0:41

アンプのセッティング

SH-6 Duncan Distortion

●ポジション:ネック(SH-6n)、ブリッジ(SH-6b)●マグネット:セラミック・バー ●直流抵抗:12.70kΩ(SH-6n)、16.60kΩ(SH-6b)●レゾナント・ピーク:6.50Hz(SH-6n)、5.50Hz(SH-6b)●ベース:5、ミドル:8、トレブル:9 ●ケーブル:4コンダクター・シールド ●出力:高い ●価格:¥18,900

試奏者及びレコーディング環境について

藤岡幹大

幅広いプレイ・スタイルを持つ実力派天然系ギタリスト。音楽学校MI JAPANにて教鞭を振るう他、BABYMETALなどのサポートでも活躍中。著書『アドリブ・ギター虎の巻』シリーズは累計10万部超!

ギターはナビゲーターの“LP”シェイプおよび“ST”シェイプを使用。
ピックアップの交換作業は、ESPギタークラフト・アカデミーの林 宏樹先生が担当。ギターの調整は各ピックアップのキャラクターに合わせて、臨機応変に変えてもらった。

アンプはマーシャルJVM410H を使用。レコーディング時はスピーカー・キャビネットを使用せず、リア・パネルに搭載されているEMULATED LINE OUTの信号から、直接レコーダーに接続した。

INFO

セイモア・ダンカン公式サイト

日本語:ESP | Seymour Duncan
英語:Seymour Duncan