オリンパスがリリースした、本格的なレコーディングが誰にでも実現できる高性能レコーダー“LS-100”。
今回はヤング・ギター2012年5月号P.90〜91に掲載した、本機を使っての数パターンの録音方法に沿って録られた音源を公開しよう。“LS-100”がいかにハイ・クオリティな音質での録音を可能としているか、実際に聴いてチェックして欲しい。
パターン1/内蔵マイクで歌とギターを録る
最もシンプルな録音方法。1m程度離れた位置に“LS-100”を置き、内蔵ステレオマイクで録音。(WAV、13.6MB)
パターン2/ギターはエレアコでラインに直結
ヴォーカルはスタジオ備え付けのシュア“SM-58”で録音し、プリ・アンプ内蔵のギターはシールド1本を使って“LS-100”にラインで直結しただけ。[パターン1]以上にクリアな音質でギターを録音できた。(WAV、14.1MB)
パターン3/パターン2にさらにダビング
[パターン2]で録音したものと全く同じセッティングで、すでに録音したものを聴きながら、同じフレーズをダビングしてダブルに。本体のミキサー機能でヴォーカルをセンターに、ギターをL/Rに振り分けた。(WAV、14.1MB)
パターン4/歌とギターを両方マイクで録る
アコースティック特有の空気感をリアルに演出するため、生ギターを使用し、“SM-58”を2本用意。ヴォーカル/ギター共にマイキングして録音した。(WAV、13.8MB)
パターン5
誌面では写真掲載を省略した録音パターンだが、ここでは[パターン4]の音源に、[パターン2]同様の方式でライン録りしたギターのトラックをダビングしている。マイク録りとライン録りをミックスすることにより、ギター・パートの音は一層クリアかつ太いものとなっている。(WAV、13.8MB)