噂の全く新しい真空管“Nutube”を心臓部に組み込んだニュー・アンプ、VOX“MV50”シリーズが遂に全貌を表した。手のひらサイズの筐体からは想像もできない驚異的な高音質は、まさに革命的と言うことができるだろう。
本誌6月号にて特集している同シリーズ3機種の実力を引き出すべく、ギタリスト山本陽介がたっぷりとデモ演奏を行なってくれた。小型アンプの域からは完全にはみ出した超本格的ハイ・クオリティ・サウンドを、ぜひとも存分に体感してほしい!
★MV50 AC
VOXの名機“AC30”を彷彿とさせるミディアム・ゲインのモデル。
深みのある中低域、独特の太さを持つ低域、強烈にブライトな高域、豊富な倍音など、その名前から想像できるすべての要素を兼ね備えたサウンド。
★MV50 Rock
改造スタック・アンプを思わせる迫力のハイ・ゲイン・サウンドが特徴。
’70年代的なヴィンテージ風クランチから、チューニングを下げてのモダン・ヘヴィ系まで、幅広く対応可能。
★MV50 Clean
ブティック系コンボ・アンプを思わせるロー・ゲイン・モデル。
その名の通り粘りと透明感を兼ね備えたクリーンはもちろん、歯切れ良く分厚いクランチも非常に魅力的。
エフェクターをつなげばさらに多彩なサウンドも創出できる。
★BC108
“MV50”は一般的な4×12スピーカー・キャビネットを駆動することが可能だが、セット販売もされているこちらの1×8キャビもオススメ。
セミ・オープン・バック構造を採用しており、2台以上を直列で接続することもできる。