ボルケーノが’00年に発表した1st『VIOLENT』。メロデス的な旋律と’80年代パワー・メタルを足して演歌で割った、泣きに泣きまくるサウンドでシーンに衝撃を与えたアルバムであり、屍忌蛇というギタリストのメロディー・センスを改めて世に知らしめた名盤だ。
この作品は長らく廃盤状態だったが、1月11日にいよいよ再リリースが実現。これに際して、屍忌蛇が初期ボルケーノで使用したリックのネタを披露する、奏法動画撮影に協力してくれた。数日間禁酒したということで気合は十分、魂を込めた泣きのメタル・ギターのアイデアは、ギタリストを大いに刺激するはずだ。この動画と連動した譜面はヤング・ギター2019年2月号にて、最新インタビューと併せてチェックされたし。
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OPENING & ALBUMオープニング&アルバム紹介
Ex-1メロディック・デス的エッセンスを取り入れたリフ
譜例:107ページ
Ex-2コード感重視でメロディーを奏でるリフ
譜例:108ページ
Ex-3大仰なオープニングと激しいリフのコントラスト
譜例:108ページ
Ex-4ストレート&ブルータルなメタル・リフ
譜例:108ページ
Ex-5タッピングを導入したドラマティックなオープニング
譜例:109ページ
Ex-6’80年代的なパワー・メタル・リフ
譜例:109ページ
Ex-7民謡的テイストを醸し出すメロディー
譜例:109ページ
Ex-8エコノミー・ピッキング活用のスピーディーなキメ
譜例:110ページ
Ex-9クラシカルなフィーリングを下地にした慟哭のリード
譜例:110ページ
Ex-10屍忌蛇流“泣き”の極致を披露するソロ・フレーズ
譜例:111ページ
Ex-11日本人的な哀愁を押し出したメロディック・ソロ
譜例:111ページ