グレン・プラウドフット「Bam」ギター・コンテスト結果発表

グレン・プラウドフット「Bam」ギター・コンテスト結果発表

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“ザ・スパイダー奏法”を操るスーパー・ギタリスト、グレン・プラウドフットからの挑戦状——新作『INEFFABLE』に収録された「Bam」のギター動画コンテストが、 昨年11月より約2ヵ月にわたって本誌ウェブ上で開催された。無料で提供された譜面やバックトラックのダウンロード数は数百に及び、コンテストへの高い関心が窺われたものの…、高度なテクニックが要求されたためか、蓋を開けてみると実際の応募数は想定より少な目という結果に…。それでも、我こそはと思うギタリスト達が練習を重ねて、接戦を繰り広げてくれた。応募してくれたみんな、どうもありがとう! ここでは、その中からグレン本人が選んだ最優秀者をグレンからのメッセージと共に発表! なお、今回惜しくも選考から外れたり、応募にまで至らなかったりしたキミも、ぜひ次の機会に挑戦してほしい。待っているぞ!

最優秀賞:山門秀彰 君 (兵庫県 神戸市)

山門君は、ピックと右手の指を併用するハイブリッド・ピッキングをしっかりコントロールして、難解なメイン・リフを制覇。ソロ・パートも余裕のある指さばきでグレンのスタイルを掴み、大健闘ぶりをみせてくれた! 

グレンから優勝者へのコメント

「Bam」はテンポが速く、複雑なピッキング技やストリング・スキッピング、アルペジオなどが複合的に組み合わさっていて、とても難易度が高かった。だから最優秀賞を選ぶのはとても大変だったよ。誰もが、曲を覚えるために一生懸命努力してくれたことに圧倒されたからね。そんな中で俺が選んだのはヒデアキだ。彼のプレイは信じられないほど良く出来ていて、右手のテクニックによくフォーカスして取り組んだことも感じられた。とても見事だったよ。もう1度言うけど、本当に選考は難しかった。参加してくれた全員に“ありがとう”とお礼を言いたいね。みんなよくやってくれた! そしておめでとう、ヒデアキ!

受賞した感想を本人に直撃!

様々なテクニック満載の本当に難しい曲で、凄く練習になりました。将来はグレンみたいに幅広いジャンルを弾けるギタリストを目指しています。良ければYouTubeチャンネルをチェックして下さい。最後に、最優秀賞に選んで頂きありがとうございました! Thank you Glenn!

グレンによるコンテスト総評

「みんな素晴らしい演奏をみせてくれたね。最優秀賞を選ぶのはとても大変だったよ!!」

たくさんのギタリストがこの曲を弾いてくれて、俺は頭が下がる思いだ。みんなとても素晴らしい演奏をみせてくれたね。とっても速くて難しい曲だったのに! 動画も面白くて、吉野 勝さんがトミー・エマニュエルのソロ・パートの間にビールを飲んでいたのには爆笑しちゃったよ!(笑) 気に入った!

みんな、頑張って練習してくれてありがとう! 自分の音楽を他の人達と共有出来ることは、いちギタリストとして何ものにも代えがたい幸せだし、自分がやっていることを誇りに思えるんだ。いつか必ず日本に行って、みんなに会える日が待ちきれないよ! どうもありがとう!!

『INEFFABLE』Glenn Proudfoot

GLENN PROUDFOOT - INEFFABLE

収録曲
1. Bam(feat. Tommy Emmanuel)(iTunesストア
2. Meat Factory
3. Perfect
4. Now That You’re Gone
5. Angel
6. Dimebag
7. Gatton
8. They Call Me Shortly
9. Ineffable
10. The Sludge
11. Journey Within

2014年発売
ディスク・ユニオン(CD)