第5回:SFX-01 Pickup Booster

ヤング・ギター2012年5月号掲載

SFX-01 Pickup Booster

セイモア・ダンカンがラインナップしていたエフェクターの中でも、最も初期に発表されたモデル(現在は生産完了)。基本は+3dBから+25dBの間でギターの出力を増幅できるクリーン・ブースターだが、ゲインつまみの右側に搭載されたピックアップ・レゾナンス・スイッチを切り替えることで、シングルコイルの音色にハムバッカーのようなテイストを加えることができる。

具体的なサウンドの違いは下記の通り。
[Flat]…ギターの音に何の色も加えない状態。純粋なクリーン・ブースト。
[1]……レゾナント・ピークを3kHz下げ、“’59 model”のようなニュアンスにする。
[2]……レゾナント・ピークを5kHz下げ、“Duncan Distortion”のようなニュアンスにする。

サウンド・サンプル 試聴

サンプル音源 1

クリーン・サウンドを[Flat]でブースト。ゲインつまみは3時の方向。ピックアップは“SSL-5 Custom Staggered”を使用。

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アンプのセッティング
サンプル音源 2

クランチ・サウンドをブースト。ゲインつまみは3時の方向。ピックアップは“SSL-5 Custom Staggered”を使用。 0:00〜 OFF 0:04〜[Flat] 0:15〜[1] 0:27〜[2]

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アンプのセッティング

仕様

【SPECIFICATIONS of SFX-01 Pickup Booster】
●コントロール:ゲイン、ピックアップ・レゾナンス・スイッチ、ON/OFFスイッチ ●入出力端子:INPUT、OUTPUT ●外形寸法:63.5(W)×50.8(H)×127(D)mm ●価格:¥16,800(※生産完了モデル)

セイモア・ダンカン公式サイト

日本語:http://www.espguitars.co.jp/seymourduncan/index.html
英語:http://www.seymourduncan.com/

試奏者及びレコーディング環境について

藤岡幹大

ヤング・ギターの連載講座『TRICK BOX』でもおなじみ、幅広いプレイ・スタイルを持つ天然系ギタリスト。音楽学校MI JAPAN大阪校の卒業と同時に同校のギター科“GIT”に講師として就任し、現在は東京校の“GIT”にて教鞭を執る。2007年には“藤岡幹大 of TRICK BOX”名義でアルバム『TRICK DISC』をリリースしており、iTunes Storeでも購入可能。

ギターはナビゲーターの“LP”シェイプおよび“ST”シェイプを使用。
ピックアップの交換作業は、ESPの資材・商品管理部主任を務める松田貴広氏が担当。ギターの調整は各ピックアップのキャラクターに合わせて、臨機応変に変えてもらった。

アンプはマーシャル“JVM410H”を使用。レコーディング時はスピーカー・キャビネットを使用せず、リア・パネルに搭載されているEMULATED LINE OUTの信号から、直接レコーダーに接続した。