7月15日(水)、四人囃子のアルバム『一触即発』(1974年)がカラー・ヴァイナル化される。同時に、「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」の7インチ・シングルも初復刻される。
日本のロック黎明期に生まれた名盤と評されて久しい本作。ほかに1974年にリリースされている作品として、日本ではサディスティック・ミカ・バンド『黒船』、外道『外道』などがあり、海外に目をやるとキング・クリムゾン『RED』、ディープ・パープル『BURN』、ジェネシス『LAMB LIES DOWN ON BROADWAY』、ジョニ・ミッチェル『COURT AND SPARK』、クイーン『SHEER HEART ATTACK』、デビッド・ボウイ『DIAMOND DOGS』などがリリースされた時代である。イギリスで最盛期を迎えていたといえるプログレッシヴ・ロックのシーンと、ほぼタイムラグがない時期に本作品が生まれていることは極めて驚異的と言え、情報が無かった時代にこれほど先進性ある作品を作り上げた圧倒的な技術力にも感嘆させられる奇跡のアルバムと言える。
だからこそ、現在もまったく古びたところがなく、海外からは再発見をされる形で高い評価が続いていると言えよう。彼らは1970年代初頭から急増した海外アーティストの来日公演の数々にも感性を揺さぶられる中、それまでのブルース・ロック、ハード・ロックをベースにした作風や演奏形態に、叙情性やユーモアなどを取り入れたプログレッシブな大作志向にシフトしながらも、サイケデリックな独特の詩世界と相まってバンドとしてのオリジナリティをこのアルバムで一気に開花させた。
当時アメリカやイギリスで主流となっていたハード・ロックやプログレッシヴ・ロックを解釈したサウンドを20代の若者たち4人が独自に創り上げたのだ。日本初のセルフ・プロデュース・アルバムとしても知られている。ロックであり、プログレであり、海外で大人気のJ-FUSIONの源流として、コアな音楽ファンだけでなく、若い人にぜひ聴いて、体験していただきたい名盤である。
また「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」は、『一触即発』で東宝レコードから本格的にメジャー・デビューを果たした直後に新たなメンバー構成に変わり、5人体制となった時期にリリースしたシングル盤である。1975年7月にレコーディングされ、8月に国内最大級のロック・フェス「ワールド・ロック・フェスティヴァル」(後楽園球場)に出演し、発売直前タイミングに於いても本曲を披露。強烈な印象を残し、翌9月25日にリリースされた作品だ。緊張感溢れるビートと演奏。音像にSEなどをかぶせることなく、ストレートな演奏の魅力が楽しめる名曲だ。
中古価格が高騰している7インチを45回転の音圧でぜひ聴いていただきたい。
また、2タイトル同時リリースを記念して、タワーレコードオンラインにて予約すると、優先で先着特典が付いてくる。なくなり次第終了となるので、予約はお早めに。
INFO

一触即発 / 四人囃子
2026年7月15日発売 | LP
※2019年オリジナルマスター音源 2026年最新カッティング
※【タワーレコードオンライン限定】LP先着予約特典
対象:一触即発<初回生産限定盤/タワーレコード限定盤/クリアスカイブルー・ヴァイナル>
LP先着予約特典:一触即発(MONO)8㎝シングル(非売品)
収録曲
SIDE-A
1. [hΛmaebeθ]
2. 空と雲
3. おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)
SIDE-B
1. 一触即発
2. ピンポン玉の嘆き

空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ / 四人囃子
2026年7月15日発売 | 7インチ
※2020年オリジナルマスター音源 2026年最新カッティング
※【タワーレコードオンライン限定】7インチ先着予約特典
対象:空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ<初回生産限定盤/タワーレコード限定盤>
7インチ先着予約特典:一触即発コースター(非売品)
収録曲
SIDE-A
1. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
SIDE-B
1. ブエン ディア Buen Dia
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