Line 6から、メタル系のハイ・ゲイン・サウンドに特化した新たなギター・プロセッサー“POD Express Black”が発表された。
本機は、シンプルなインターフェイスと直感的な操作性で好評を得ている“POD Express Guitar”(2024年春発売)のヴァリエーションという位置づけで、サウンドには“POD Express Guitar”同様にHXファミリー・プロセッサーから継承したモデリングが用いられている(内容は“POD Express Guitar”とは異なる)。
具体的にはアンプ/キャビネット各7種類とエフェクト(ルーパーを含む)が17種類で、それぞれクラシック及びモダンなハイ・ゲイン・サウンドを厳選して搭載。よりサウンドがイメージしやすいよう、各アンプに“ANVIL”“SLAY”“MEGA”といったシーンに名を馳せるメタル・バンドを想起させる名前がつけられたりしているのが“POD Express Black”の特長だ。
また、4個あるエフェクト用ノブのうちディレイとリヴァーブが1個に集約され(DELAY/VERB)、ブースト用ノブ(BOOST)が新たに追加されたことなどもポイント。
シリーズ共通のスペックとしては、単3乾電池3本で動作可能な手軽さ(9V電源も使用可)、ステレオ・メイン出力やステレオ・ヘッドフォン出力、Type-CのUSB端子を介したオーディオ・インターフェイス機能、無償エディター“POD Express Edit”への対応、外部エクスプレッション・ペダル接続なども備えている。
メタル系プレイヤーが手軽に本格的サウンドを使いこなせる、新たな1台となるだろう。
Line 6 “POD Express Black”概要
概要:アンプ/エフェクト・プロセッサー
入出力端子:IN、OUT(L/MONO、RIGHT)、VOLUME(FS 3/4)、USB Type-B、DC IN(9V電源)、ステレオ・ヘッドフォン出力
コントロール:ON、TAP/TUNER、AMP(ANVIL、SLAY、MEGA、AVANT、PURE、DIRGE、CRUX)、DIST/GAIN(OPAMP、LED、DISTORT、FUZZ)、BOOST(COMP、MIDS、DIRTY、CLEAN)、MOD(CHORUS、FLANGER、PHASER、TREMOLO)、DELAY/VERB(DIGITAL、TAPE、AMBIENCE、HALL)、ALT(オンにした時の機能:AMP=CH.VOL、DIST=GAIN、BOOST=MID、MOD=BASS、DELAY/VERB=TREBLE)、ヘッドフォン音量
外形寸法(mm):92(W) x 56(H) x 130(D)
重量:350g
発売日:2024年11月(予定)
希望小売価格(税込):33,000円
製品詳細・お問い合わせ:
POD Express – Line 6 Japan