2014年07月16日 発売
アマゾンでチェック現在の音楽制作はPCを使ったDAWが主流…にもかかわらず、ギタリストの中にはいまだアナログ的な思考から抜け出せない人が多いのも事実です。しかし、そんなギタリストがDAWに興味がないかと言えば、それはまた別の話。「デジタル的な知識さえ身に付けられれば、いつかはDAWにトライしたい」と考えているギタリストは少なくありません。
そこで、そんなデジタル・コンプレックスを持つギタリストに、DAWのAtoZを優しく伝授しちゃおうというのが本書です。本書ではDAWに必要な機材の紹介からそれらのセッティング方法、DAWソフトの使い方、ミキシング/マスタリングのコツといった基本事項に加えて、アンプ・シミュレーター系人気機種を使ったサウンド・サンプル、実際のアンプ+マイクを使った録音方法、ギター以外のパートの作成方法、ギター・プレイに関する録音テクニックといった、ギタリストに特化したDAWテクニックを詳細に解説。しかも、付属のDVD-ROMにはDAWソフト“Studio One 2”(フリー版)を同梱しているので、ギターとPC、USB端子装備のマルチ・エフェクターがあれば、今すぐにDAWが始められるという仕組みです。DAWに全く触れたことの無いギタリストも、本書の通りに実践することにより、ギタリストに必要なDAWの知識を身に付けられるのはもちろん、「なかなかプロ・クオリティのデモテープを作ることができない」とお悩みの中級DAWギタリストにも対応した“使える”テクニック満載の、DAW全方位型マニュアルとなっています!
【序章】ようこそ、DAWライフへ!
DAWを使ってできること
DAWに必要なもの
【第一章】音楽制作の基本的な流れ
[其ノ一]”Studio One”をインストールしよう!
[其ノ二]”Studio One”を起動しよう!
[其ノ三]手持ちのUSBマルチを接続しよう incl. 現行USBマルチ紹介
[其ノ四]ギターを録音してみよう!
[其ノ五]各ウィンドウの役割を憶えよう!
[其ノ六]トラックの種類を理解しよう
[其ノ七]ミックスとマスタリングの基本
【第二章】高音質と快適なDAW環境のための準備
[其ノ一]インターフェイスを使った録音
[其ノ二]マイクを使った録音に挑戦!
[其ノ三]本格的なライン録音に挑戦!
[其ノ四]ギター用ライン録音機器をチェック! incl. 現行スピーカー・シミュレーター紹介
[其ノ五]モニタリング環境の整備
[其ノ六]練習スタジオでの録音に挑戦!
【第三章】DAWソフトの基礎知識
[其ノ一]インストゥルメント・トラックの使い方
[其ノ二]ダビングとパンチイン
[其ノ三]レイヤーとテイク
[其ノ四]FXチャンネルとバス・チャンネル
[其ノ五]マスター・チャンネル
【第四章】リズム・トラックの作製
[其ノ一]ドラム・トラックを作ろう!(1)
[其ノ二]ドラム・トラックを作ろう!(2)
[其ノ三]ドラム・トラックを作ろう!(3)
[其ノ四]ドラム・トラックを作ろう!(4)
[其ノ五]ベースを作ろう!
【第五章】高度なギターの録音方法
[其ノ一]ライン録り機器を中心とした録音
[其ノ二]プラグイン・アンプの実力
[其ノ三]自宅でもアンプをマイク録り
[其ノ四]マイクとラインのミックス
【第六章】ギター・プレイに関する録音テクニック
[テク1]ミスはパンチインで修正&ペースト
[テク2]パンチインを自然に聴かせる弾き方
[テク3]クリーンで録音してアンプ化
[テク4]3音程度を繋げる”超絶技巧”編集
[テク5]音痴なピッチを部分的に修正
[テク6]緻密なエディットで完璧なグルーヴ作り
[テク7]クロスフェードのテクニック
[テク8]録音&再生速度を変えて姑息な速弾き
【第七章】ロック系アンサンブルのブラッシュ・アップ
[其ノ一]リズム・パートのブラッシュ・アップ
[其ノ二]リズム・パートのオーディオ化
[其ノ三]キーボードを使ったアレンジ
【第八章】ミックス&マスタリング・テクニック
[其ノ一]ミックス前の準備
[其ノ二]ドラム&ベース・トラックの処理
[其ノ三]ギター・トラックの処理
[其ノ四]マスタリングでやるべきこと
【その他】前文&コラム
前文
[コラム1]ギターとサウンドの変化(’50〜’70年代)
[コラム2]ギターとサウンドの変化(’80年代)
[コラム3]ギターとサウンドの変化(’90年代その1)
[コラム4]ギターとサウンドの変化(’90年代その2)
[コラム5]ギターとサウンドの変化(’00年代)
[新製品情報]iPadにも対応した最新ディヴァイス
特設ページ
本書に未収録のオリジナル・マルチトラック・ファイルがこちらのサイトでダウンロード出来ます。
「ギタリストのためのDAW完全マニュアル」特設ページ – MI7 Japan