小林幸子 x 寺田恵子が熱唱バトル! NAONのBUNTAI 2026速報

小林幸子 x 寺田恵子が熱唱バトル! NAONのBUNTAI 2026速報

4月29日(水・祝)、女性出演者限定ライヴ・イベント“NAONのBUNTAI 2026”が横浜BUNTAIにて開催された。SHOW-YAプロデュースのもと、今年で20回目を迎える“NAONのYAON”が日比谷野外大音楽堂改修工事のため、会場を野音から横浜BUNTAIに移しての開催となった。

1987年に都市型フェスとして野音で開催されて以来、演者全員が女性であることや、ジャンルや世代を超えた豪華なラインナップ、一夜限りのコラボが毎年話題を集めてきた本イベント。まさに百花繚乱の熱い音楽の祭典を体験すべく、横浜BUNTAIに満員御礼の4000人が集った。

オープニング・アクトのパフォーマンス後、ステージにSHOW-YA 寺田恵子(vo)が登場! 神取忍&井上貴子(女子プロレスラー)二人と一緒に恒例のカウントダウン! 寺田恵子の「NAONのBUNTAI2026! トップ・バッターはこのバンド!」の声からライヴがスタート。

トップ・バッターはバキバキな音圧、和的要素を取り入れたラウド・サウンドで五臓を刺激するバンド、NEMOPHILAだ! 続いて、今年2026年にデビューが決定している技巧派ガールズ・バンドNEK!がパフォーマンスを披露。メロディック&テクニカルでスピード感溢れる楽器隊に加え、パワフルなヴォーカルで会場を魅了するHAGANE。さらにソロ・ヴァイオリニストとして多方面で活躍するAyasaを中心に、様々なキャリアを持つ実力派プレイヤーで構成されたロック・バンドEast Of Edenが順に登場した。

前半のラストを飾るのはNAONのYAONレギュラーとなったプリプリ・コーナー。渡辺敦子(ex.PRINCESS PRINCESS)と富田京子(ex.PRINCESS PRINCESS)の二人が、寺田恵子(SHOW-YA)・凪希(HAGANE)・あかね(East Of Eden)・Hika(NEK!)・mayu(NEMOPHILA)・Lima(BONE DAWN)を率いて登場した。全国民的ヒット曲「DIAMONDS」では会場のオーディエンスの歌声が高揚感を生み出し、かつ温かみのある空間を演出してくれた。

休憩を挟んで後半のトップを飾ったのは“ラスボス”小林幸子! ゴールドとブラックの煌めき輝く衣装に身を包みステージに君臨。すべてのジャンルを飲み込み幸子色に染める史上最強のディーヴァ。SHOW-YAのメンバー3人とキーボードをバックにヘヴィなリフのイントロから始まるロック調の「もしかして」、ボカロPの大ヒット曲で多くのアーティスト達もカヴァーする「千本桜」を寺田恵子とコラボ。クールでエモーショナルな歌が青い炎から赤い炎に変幻するバトルは盤石の予定調和。曲間のMCではお互いに「存じ上げてます!」と和やかなエールの交換も。

小林幸子、寺田恵子

小林幸子、寺田恵子

「では、演歌を1曲! 元々のアレンジとは違いますが」とのMCから、ジャズ・ピアニスト国府弘子との即興的なセッションが始まった。感情を抑えめにしながらも言葉一つ一つを噛み締める魂の歌、枠組を超えて自由ながらもある種の剥き出し感を奏でるピアノ、超人と鉄人のまさにランデブーする「おもいで酒」に、割れるような拍手が会場に響き渡る。歌唱終わりでのハプニングもなんのその、それさえも笑いに変える余裕で圧巻のステージを魅せてくれた。

続くBUNTAIユニットは、シシドカフカのユニットBONE DAWNを中心にしたコラボ・セット。「アメイジング・グレイス」をシシド・カフカのドラムと国府弘子のピアノでジャムセッション!度肝を抜くROCKとJAZZのジャンルを超えた驚きのマッチアップをぶちかます。

さらに先日4月20日にフランス・パリでワールド・ツアー・ファイナルを迎えた土屋アンナが3年振りに本イベントのステージに。自身のバンド“BLVCKPHOENIX”から、ギターのリフが印象的でクールな「BURY ME」を超絶カッコ良いヴォーカル・パフォーマンスで決めてくれた。ストイックで多彩な顔をもつマルチ・アーティストぶりは健在だ。

常連の相川七瀬はイントロのギターとサビのフレーズが実にロックな「Sweet Emotion」、音の巧みな技がリズミカルさを生み出した「夢見る少女じゃいられない」を、繊細かつゴリッとしたロック・ヴォーカルでBUNTAIのステージを華やかに彩どる。

田村直美は、人気アニメのテーマ曲という枠を超え、ギターと絡むエッジのあるパワー・ヴォーカルが多くの音楽ファンに愛されてきた極上のポップス・ナンバー「ゆずれない願い」を披露。サビでは口ずさむ数多くのオーディエンスの柔らかい表情が印象に残った。

ラス前は杏子がステージに登場! 昨年40周年を迎え復活したBARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」を1曲目に披露。寺田恵子を迎え、独特のターンとステップで妖艶に舞い、切なく歌い上げるパフォーマンスが懐かしくもあり新鮮だ。会場のオーディエンスの盛り上がりも半端ない。

相川七瀬の紹介で、ステージに貫禄と独特の緊張感をもたらすSHOW-YAが登場。フィナーレへと会場が一気にスピード&ヒート・アップする。40th記念カヴァー・アルバム『無限』(2021年)から愛してやまないアン・ルイスの「六本木心中」を披露した。

ロックはリフが命とばかりに五十嵐☆sun-go☆美貴(g)のギターが爆裂、グルーヴと重低音でバンドに堅実さを生む仙波さとみ(b)のベース、日々の鍛錬に支えられ、タイトでありながら低音を心地よく鳴らす角田“mittan”美喜(dr)のドラム。ハイトーン・コーラスが味わい深く寺田にマッチし、キーボード・ソロは70’sへのオマージュを感じさせる中村“captain”美紀(key)、年々艶やかにハードにそして力強さを増し、軽やかなステージングと共に唯一無の輝きを放つ寺田。ギターとベース回しのパフォーマンスを含め、「私は嵐」「TOKYO I Scream」「FAIRY」とテッパンの選曲で魅せた。ラストは史上最強のロック・ナンバーで大ヒット曲「限界LOVERS」! 会場を埋め尽くしたオーディエンスの歓声の渦がうねり、拳のウェーブを創りあげる光景はいつ見ても感無量だ。

寺田恵子(SHOW-YA)
寺田恵子

オーラスは寺田の呼び込みで28組47名の出演者全員がステージに。そしてギタリスト達のソロ・リレーも見どころのロケストラ曲「Rock Love」を大合唱。会場の熱量はMAXに達し、女達のバトルという名の宴は盛り上がりの絶頂のうちに美しく幕を閉じた。

次回、2027年のNAONのBUNTAIは5月1日(土)に開催されることも発表された。

最後に、本イベントの模様は6月13日(土)、U-NEXTで18:00よりライヴ配信されることが決定している。こちらもお見逃しなく。

公式インフォメーション

NAONのBUNTAI 2026
SHOW-YA