WOA2023レポDAY1:非常事態級の悪天候をはねのけるパフォーマンス! レミー追悼式典も

WOA2023レポDAY1:非常事態級の悪天候をはねのけるパフォーマンス! レミー追悼式典も

とにかく雨に悩まされた今年の“Wacken Open Air”(以下WOA)。実は渡航前、現地の友人から「酷い雨降りが続いていて、大変なことになっている」との連絡をもらっていた。何でも、連日の大雨でフェスティヴァル会場全体が泥沼と化し、設営作業が思うように捗らないのだそう。

ところが──少し早めにドイツ入りし、まずはハンブルクへ到着すると、普通に晴れていて、その後も曇ったり小雨が降ったりはしたものの、悪天候というほどのことはない。ヴァッケンとハンブルクは車で1時間ほどという距離関係。よってその時点では、「何か大丈夫そう…?」とタカをくくってしまっていた。

7月31日、今年の“W:O:A Metal Battle”の日本代表バンド:ファントム・エクスカリヴァーと夕方に合流。オランダのユトレヒトでライヴを行なってきた彼等は、翌日のWOA会場への移動を控え、ハンブルクにて英気を養っていた。すると、ハイ…きました大豪雨。夕立どころか、それこそバケツをひっくり返したような所謂ゲリラ豪雨だ。さらに、その土砂降りに前後して、フェスの運営から仰天アナウンスが出される。言ってみればそれはほぼ“非常事態の宣言”でもあったろう。

ヴァッケン地域 天気予報

公式アラート

曰く、既に会場へのアクセスは制限されているとのこと。大雨によりキャンプサイトの状態が最悪で、車での来場は事実上不可能なため、会場の近くに急遽確保した臨時のパーキング・スペースを利用するように…と。また、到着を遅らせることが出来る場合は、是非そうして欲しい…とも。

そんな要請が出たのは過去に例がない。大雨でフェスティヴァル・エリアが泥沼に…といえば、’05年や’16年など過去にも何度か起こっていたし、野外フェスでは避けられないこと。だが以前は、最悪でも“車での来場は出来るだけ控えて”という感じだった。どうやら今年は、それらを上回る酷さ、深刻さだというのが伝わってくる。とはいえハンブルクでは、さっきのゲリラ豪雨が過ぎ去れば、小雨が降ったり止んだり…といった程度で、天気予報では早朝に“激しい雨の警報”が出ており、降水確率も高かったものの、1日中ずっと降り続くのではなさそうだし、「まぁ、大丈夫でしょう」ということで、翌日のフェス会場への移動も予定通りとなった。

そして──8月1日、お昼前にアーティスト・シャトルがちゃんと迎えに来てくれて、ファントムの面々と会場へ出発。会場へ近づくにつれて渋滞が酷くなり、迂回を繰り返したことで予想以上に時間がかかったとはいえ、また、何度か土砂降りに見舞われるも、現地には無事に到着。プレスや関係者用のキャンプ・エリアも、一部ぬかるんでグチャグチャになっていたが、水捌けの良い緑の牧草地が殆どなので、テント設営には何ら問題ナシ。「あ〜、こりゃ滞在中はずっと長靴生活ですな〜」と覚悟さえ決めれば、どうにか乗り切れそうに思えた。

ところが(パート2)──翌2日、いよいよフェス初日になると、会場のあちこちで混乱が頻発していることが分かってくる。まず、観客など一般開放されているキャンプ・エリアでは、プレス/関係者用とは異なり、草が生えた緑の部分は殆どなく、辺り一面がほぼ茶色に…。いつもならびっしりテントが並んでいるのに、みんな慎重に場所を選び、何とかテントを張る場所を確保…といった状況だ。こんなにまばらなキャンプサイトを見たこともこれまでに一度もない。

テント

そんな中、本日からいよいよバンド・コンテスト“W:O:A Metal Battle”が開幕。午前11時からW:E:TステージとHEADBANGERSステージにて各国代表バンドの演奏がスタートするハズ…だったが、ステージ上の準備がまだ整っておらず、予定通りにコンテストが始められない…という異常事態に。それどころか、出番が午後2時ぐらいまでのバンドは、急遽で演奏不可となってしまったというからビックリ! これは前代未聞だ。但し、そうして“Metal Battle”出場が叶わなかったバンドは、来年のWOAに通常枠での出演が確約されるとのアナウンスが。

その後──幸いにも、昨年の“Metal Battle”優勝バンド:セイブル・ヒルズは、ほぼ定刻通りにHEADBANGERSステージへ登場。彼等を目当てに泥の中で待っていた数千人のオーディエンスを、ガッツリ熱狂の渦に叩き込んだ。この1年間での彼等の成長っぷりは実に目覚ましい。見た目にも逞しさを増し、パフォーマンスにも貫禄が出てきて、出音も昨年の数倍…いや、数十倍ストロングになっていた!

セイブル・ヒルズ バンド
Wataru(g)、Ueda(b)& Takuya(vo)/SABLE HILLS
リクト:セイブル・ヒルズ
Rict(g)/SABLE HILLS

同じ頃、その他のステージ──まるで“ドラクエ”の世界といったヴァッキンガー・ヴィレッジにあるWACKINGERステージ、『マッド・マックス』や『北斗の拳』そのものな終末世界を模したエリアにあるWASTELANDステージなどが、一体どうなっていたのかは残念ながらよく分からない。トーク・イヴェントやメタル・ヨガなんかが実施されるミニ・ステージ“WELCOME TO THE JUNGLE”についても同様だ。何故なら、あまりの混乱っぷりに運営側も対処に苦慮し、本来オフィシャル・アプリで変更情報などが逐次確認出来るハズが、何もかも全く追いついていないようだったからだ。

WOAに通い詰めて今年で20年以上になるが、こんなにもカオスな状況は記憶にない。いつしか大雨や豪雨の危険は過ぎ去り(もしかすると、それまで線状降水帯が起こっていた…?)、もはや降っても小雨といった感じではあったが、上述通り開催までの準備期間に悪天候が続いた余波から抜け出すことは簡単ではない…ということか。

そういった混乱も幾らか関係しているのかどうか──実は個人的にも、取材パスの細かなことでちょっとしたトラブルが発生していた。おかげで、各ステージへの移動がままならず、しばらくプレス・エリアに留まらざるを得なくなり、沢山のバンドを観逃してしまった。中でも、WACKINGERステージでのオール・フォー・メタルのパフォーマンスは絶対に観ようと思っていたのに…。

泥水の会場

ヴァッケン敷地内

結局この日、WACKINGERステージ…いや、ヴァッキンガー・ヴィレッジにすら、一度も行くことが出来なかった。夕方以降に出演のYE BANISHED PRIVATEERSやフィントロルは何とか…と思っていたのに、これまた他のステージとの兼ね合いもあって、全く観れず。WASTELANDステージもまたしかり…で、その他の小さなステージ各種については言うまでもなく…。

混乱はメイン・ステージとサブ・ステージでも起きていた。“FASTER”“HARDER”という2つのメイン・ステージが横並びで鎮座するエリアはインフィールドと呼ばれ、月曜日から小規模な出し物が行なわれていたその他のエリアとは別区画となっているのだが、そのゲートのオープンが遅れに遅れ、元々は15時半の予定が二転三転し、何と18時に…! この水曜はFASTERステージのみの稼働で、本当なら16時に最初のバンド:ホーリー・モーゼスがそこへ登場することになっていた。しかし、18時にゲート解放ということは、もうその時点で2時間の遅れが生じていることになる。

FASTERステージ周辺

会場に走って向かう観客

まぁそれでも終演が午前0時から2時になるだけ…と思いつつ、ようやく開いたメイン・ゲートからインフィールドへ走り込んでくるオーディエンスを横目に、FASTERステージへと行ってみたら、そこに現れたのは本来2番手のスキンドレッド。ということは…ホーリー・モーゼスはキャンセルに? ままま…マジですか! コロナ禍の最中に40周年を迎えた彼等は、今年春、’14年以来となるアルバム『INVISIBLE QUEEN』を発表するも、同作が最後のアルバムになると宣言。現在、“ The Final Reign”と題したさよならツアー中なのだ。それで「絶対に観なきゃ!」と気合を入れていたのに、いきなりスキンドレッドが出てくるなんて…!

ならばサブ・ステージの“LOUDER”へ…と、スキンドレッドのショウ冒頭を1分ほどだけチラ見して、すぐにLOUDERへと移動することに。そちらはもし予定通りに進行していたとすれば、スペイン出身バンド:アンコールのショウにまだ間に合うかもしれない。セカンド・フル『MY OWN ANGEL』(’11年)で日本デビューし、’17年と’19年に来日経験もある彼等のことは、前々から気になっていて、今年WOAに出るのなら観ておきたい…と思っていたのだ。

FASTERとLOUDERは、直線距離では恐らく500メートルも離れていないと思うが、当然ながら真っすぐ突っ切るのは不可能で、その上ひたすら泥の海を経由していくため、移動はなかなかに大変…。それでも、ぬかるみに何度も足を取られながらLOUDERへ近付くと、女性シンガーが歌っているのが見えてくる。「おお、間に合った…!」と思ったら、何だかちょっと雰囲気が違ってて…ドイツ語で歌ってるような? どうやら、元々は15時過ぎからのダイネ・クージーネ──地元ハンブルク出身パンク寄り女性ソロ・シンガーのようだ。やっぱり、LOUDERでも大幅に遅れが出ていて、ちょうど彼女がプレイし終えるところだった。

泥の中を歩く観客

泥沼

結局、その次のアンコールが演奏を開始したのは、それから待つこと約30分後のこと。本来17時15分スタートだったから、ほぼ1時間半押しといったところか。聞くところによれば、正午にトップ・バッターを務めるハズだったスキュー・シスキン(故レミーにも愛された地元ドイツのパンキッシュ・メタラー)のショウが始まったのが13時半頃だったそうで、それなら確かに1時間半押しだ。但し、こちらではキャンセル・バンドは出ず、次にブラジルのガールズ・スラッシャー:ネルヴォサ、そしてダイネ・クージーネと続き、当初の予定通りスケジュールがコナされてはいるらしい。

お待ちかね──カタロニア出身のアンコールは、英国人女性シンガー:ジェシー・ウィリアムズをフロントに据えたツイン・ギター編成の5人組。スペイン拠点バンドながら基本英詞での活動にこだわっていて、コケティッシュな唱法からラップ・ヴォーカル、グロウルまでをコナすジェシーに加えて、男性弦楽器隊もグロウルを交えつつセカンド・ヴォーカルを担い、そのサウンドは言わばオルタナ・ポップとスクリーモのミクスチャーといったところ。ギタリストはヘヴィなリフを刻み、時にソロもしっかり弾き倒し、激しさとキャッチーさを絶妙に同居させ、しっとりアンビエントな面も持ち併せた楽曲群でもって、WOAの観客を大いに沸かせ、ジャンプさせまくっていた。

デヴィッド&ジェシー アンコール
David Romeu(g)& Jessie Williams(vo)/ANKOR
フィト・マルティネス
Fito Martínez(g)/ANKOR

続いてLOUDERステージに登場したのは、フィンランドのオールドスクール・メタラー:バトル・ビースト! 実はかつてフィンランド代表として“Metal Battle”に挑み、’10年に見事優勝を掴み獲って世界へ羽ばたいていった、WOAとは縁の深いバンドだ。当時からメンバーが2人交代しているものの、’80年代HR/HMを現代流で甦らせ、勇壮さとキャッチーさを兼ね備えたサウンドに変わりはなく、ノリ好い曲だらけなのもデビュー時から全く変わっていない。’15年以来となるギター・チーム:ユーソ・ソイニオ&ヨーナ・ビョルクロートのコンビネーションの良さも目を惹いたが、やはり強烈だったのは、まるで女子プロレスラーかという超パワフル・シンガー:ノーラ・ロウヒモだ。近年は女傑魔王といったルックスもインパクト大で、それ以上にズバ抜けているのが歌唱力と表現力。しかも、年々パワー・アップしているのだから凄まじい。そんな超ド級の存在感にメロディックなギター・ワークが加味されれば、正に鬼に金棒! 世界的ブレイクの出発点となった聖地WOAで、彼等はさらなるファンを獲得したに違いない。

ユーソ・ソイニオ バトル・ビースト
Juuso Soinio(g)/BATTLE BEAST
ヨーナ・ビョルクロート
Joona Björkroth(g)&Eero Sipilä(b)/BATTLE BEAST
ノーラ・ロウヒモ
Noora Louhimo(vo)/BATTLE BEAST

さて、お次は本日のヘッドライナー:DOROを観るためにFASTERステージへ。されどその道すがら、タイムテーブルを眺めていたら、ひとつチェックし忘れていたバンドが…! 北米ドゥーム/ストーナー・メタルのレジェンド:ペンタグラムだ。HEADBANGERSステージで22時半から彼等のショウがあるのを、すっかり見落としていた。こりゃいかん…ということで予定を変更。DOROはひとまずゲートの外から序盤のみ観て、すぐHEADBANGERSへ移動し、ペンタグラムを数曲観て撮影もしたあと、改めてメイン・ステージへ戻ってくるという流れに。

22時を過ぎ、(21時半ぐらいまではまだ明るかったが)すっかり暗くなったHEADBANGERS前には、伝説的大ベテランを観ようとマニアどもが集結。程なく、轟音と共にペンタグラムが演奏を始めると、その場の空気が重々しく一変した。ヴォーカルのボビー・リーブリングはもうすぐ70歳だというのに、怪しいオーラをまとい、呪文のような歌唱とエキセントリックな表情&アクションで、のっけからグイグイ観客を掌握。当時61歳のギタリスト:ヴィクター・グリフィンも重々しく引きずるようなリフを刻み、情念のこもったリードを連発して、不穏なムードをどんどん増幅させていく。ギター1本でシンプルこの上ない音像ながら、これぞロック原初の味わいとでも言おうか。また、ヴィクターが熱くソロを弾きまくるその横にボビーが常に寄り添い、ギターが唸りを上げる度に恍惚の表情を浮かべ、身をよじる様もなかなか強力なモノがある。

ペンタグラム
PENTAGRAM
ボビー・リーブリング&ヴィクター・グリフィン
Bobby Liebling(vo)&Victor Griffin(g)

ヴィクター・グリフィン ペンタグラム

そのままずっと観ていたかったが、DOROを観逃すワケにもいかないので、わずか3曲ほどではあったが、手短にペンタグラムを堪能し、再びFASTERステージへ。今年はDOROことドロシー・ペッシュにとって、ワーロック(ウォーロック)でのデビューから40年。そこで、スペシャル・ゲストを多数迎え、賑々しくアニヴァーサリー・ショウが行なわれる。そういえば、ゲートの外から観たオープニングでは、キッスのジーン・シモンズやスコーピオンズのクラウス・マイネ、ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァーデイルやジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、トゥイステッド・シスターのディー・スナイダーにアモン・アマルスのヨハン・ヘッグ、そしてハロウィンの面々などなど、HR/HM界の大物・重鎮達による祝福コメントがスクリーンに映し出されていた。もうそれだけで、この周年ライヴが特別だということがひしひしと伝わってきた。

ドロ
DORO ©WOA Festival GmbH
ドロ・ペッシュ
Doro Pesch (vo) © Sergio Blanco
ビル・ハドソン
Bill Hudson (g) © Sergio Blanco

FASTERへ到着すると、既にショウは中盤。確かサヴァタージのクリス・キャファリー(g)と名バラード「Für Immer」を演奏中だったと思う。次いで、アンスラックスのジョーイ・ベラドナ(vo)が呼び込まれ、トラストのカヴァー「Antisocial」でちょっと意表を衝き、以降も、モーターヘッドのカヴァー「Love Me Forever」を元メンバーのフィル・キャンベル(g)&ミッキー・ディー(dr)と共にプレイしたり(スクリーンには故レミー・キルミスターの姿が続々…!)、ジューダス・プリーストの「Breaking The Law」をウリ・ジョン・ロート(g)&U.D.O.のウド・ダークシュナイダー(vo)を迎えカヴァーしたり…と、とにかくスペシャル感がハンパない。DOROバンドのギター・チーム:ビル・ハドソンとバス・マースも、ウリ始めレジェンド達との共演に胸躍ったことだろう。

そして、本編を締めくくるワーロック時代からの大定番人気曲「All We Are」では、すべてのゲスト(ショウ前半に登場したブラインド・ガーディアンのシンガー:ハンズィ・キアシュなども含む)が出揃ってお祭り感をより高め、アンコールでは再度レミーに敬意を払い、モーターヘッドの「Ace Of Spades」が炸裂! メタル・クイーン:DOROの40周年を祝うと同時に、偉大なるレミーのトリビュートも盛大に行なわれたのである。終演時にはドローンを使った演出で、WOAの夜空にDOROのロゴからレミーの姿が浮かび上がり、その様子も感動的だった。

DORO 2023.8.2 @WACKEN FASTER STAGEセットリスト

1. I Rule The Ruins(WARLOCK)
2. Earthshaker Rock(WARLOCK)
3. Time For Justice
4. Burning The Witches(WARLOCK)
5. Rock Till Death
6. Hellbound(WARLOCK)
7. East Meets West(WARLOCK)
8. Metal Racer(WARLOCK)
9. Für Immer(WARLOCK)
10. Antisocial(TRUST / ANTHRAX)
11. Raise Your Fist In The Air
12. Drum Solo
13. Love Me Forever(MOTÖRHEAD cover)
14. Blood, Sweat And Rock ’n’ Roll
15. Breaking The Law(JUDAS PRIEST cover)
16. All We Are(WARLOCK)
[encore]
17. All For Metal
18. Ace Of Spades(MOTÖRHEAD cover)

ドローン
© WOA Festival GmbH
レミー ドローン
©WOA Festival GmbH

ちなみに──実はこの日の午後、“レミーの遺灰が聖地WOAへ”という追悼セレモニーが実施。ヴァッケン村に設けられたその名も“Lemmy’s Bar”までちょっとしたパレードがあり、カウボーイ・ハットを模した骨壺がフィルとミッキーの手によってそこに安置された。その様子を生で見ることは出来なかったが、セレモニー終了後にバックステージで偶然ミッキーに遭遇した際、「WOAはレミーの“ホーム”のひとつだった」とのお言葉を頂戴したのは、何とも感慨深いモノが…。Lemmy’s Barには遺品のベース、アンプ・ヘッド、ブーツやハットなども展示され、レミーの楽屋が再現されてもいたそうだ。

レミーのパレード
©WOA Festival GmbH
レミーの遺品
レミーの遺品 ©WOA Festival GmbH
レミーのバー
Lemmy’s Bar ©WOA Festival GmbH
ミッキー・ディー
Mikeey Dee

最後に──これは後日になって知ったのだが、ステージの準備遅れにより、コンテスト参加が叶わなかった“Metal Battle”各国代表の幾つか、それからメイン・ステージ出演が見送られたホーリー・モーゼスは、深夜になってからW:E:T&HEADBANGERSステージでそれぞれパフォーマンスの機会を得たとのこと。でも、全然そんなこと知らんかったし…。今さらながら…ホーリー・モーゼス、観たかったなぁ〜!!

ホーリー・モーゼズ
HOLY MOSES ©WOA Festival GmbH