A PRELUDE TO SORROW/ウィザーフォール:より緻密な音塊で激しく迫るプログレ・メタル・バンドの2nd

A PRELUDE TO SORROW/ウィザーフォール:より緻密な音塊で激しく迫るプログレ・メタル・バンドの2nd
アーティスト名WITHERFALL
ウィザーフォール
アルバム名 A PRELUDE TO SORROW
プレリュード・トゥ・ソロウ

CD | ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル | 2019年2月6日発売

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元ホワイト・ウィザードのジョセフ・マイケル(vo, key)とジェイク・ドレイヤー(g)を中心とするプログレ・メタル・バンドによる2nd。デビュー作『NOCTURNES AND REQUIEMS』(’17年)完成直前に悪性リンパ腫により他界したアダム・セイガン(dr)の後任にスティーヴ・ボロネーズを迎えている。前作で示された音楽性を継承しつつ、よりヘヴィに、よりダークに、より緻密な音塊で激しく迫るも、深さと重みのあるメロディーが自在に舞い、瞬時にその音世界に取り込まれることだろう。故W・デイン(ネヴァーモア)を思わせるジョセフの鬼気迫る歌唱、テクニカルなジェイクのプレイは一層魅力を増した。

【文】小澤明久