ASCENDING LIVE IN SPACE/SATURN

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リー・ドリアン主宰のレーベルに所属するスウェーデンの4人組によるデビュー作。もしも’70年代中期のジューダス・プリーストにUFO時代のマイケル・シェンカーが加入したら?…といった妄想のサウンドが、メタル・ゴッド風のハイ・トーン・ヴォイスと“神”っぽいプレイ/サウンドのギターの邂逅により具現化されている。ブリティッシュ・ハードを土台としつつ、ブルース・ロックにも踏み込みハード・ロックを探求しようとする生真面目さもあるが、一方では、コピーしたフレーズをそのままペーストするような愚直さも目立つ。パロディ・バンドではないのだろうから、オマージュはもう少し巧妙にお願いしたい。
(菅原健太)