VULTURES/AXEWOUND

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BFMVのマット・タック(g, vo)が以前から温めていたプロジェクトで、彼以外のメンバーも既に名だたるバンドで活躍する、“スーパー・バンド”の作品が遂にリリース。音楽的にはダウン・チューンした攻撃的ギター&手数足数の多いドラム・ビートにハードコアなヴォーカルを乗せた今様のヘヴィ・ロックだが、随所に各バンドの個性とも言える要素が滲み出しており、当然ながら凡庸な“ヘヴィ”に終始していない。特にイントロなどで聴けるブルータルなリフとマットが歌うキャッチーなコーラスは各曲で強力なフックとなっており、タイトル曲に客演のシニスター・ゲイツ(A7X)のソロ共々、本作の聴き所となっている。
(上田慎也)