DANCE AND LAUGH AMONGST THE ROTTEN/CARACH ANGREN

DANCE AND LAUGH AMONGST THE ROTTEN/CARACH ANGREN

自作ホラー物語の激重サウンド・ドラマ化に全身全霊で取り組む、蘭産シンフォニック・ブラック・メタル・トリオの5作目。最大の特徴たる重厚荘厳なオーケストレーションの要アルデック(key)と欧州劇的激烈メタルの匠ピーター・テクレン(ミックス)の関係(リンデマン・プロジェクトでのコラボ以来)はますます強まり、今回は初めて録音段階から両者の密接なやりとりが行なわれたのだとか。これまで以上に壮麗で威圧的な音像はそのためだろう。セレガー(vo, g)のギターも相変わらずソロらしいソロは執らないものの、凝ったクラシカル/シンフォニック編曲に溶け込んで劇的なメロディーを鳴らしている。
(平野和祥)