PHOENIX/ENEMY INSIDE 洗練された音像とネオ・クラシカルなギターが眩しいデビュー作

PHOENIX/ENEMY INSIDE 洗練された音像とネオ・クラシカルなギターが眩しいデビュー作

紅一点シンガー:ナスターシャ・ジュリアを大きくフィーチュアするドイツ産メタル・バンドのデビュー作。モダンに洗練された音像はアマランスやエヴァネッセンスのキャッチーながらヘヴィな先鋭感を強調しつつも、ダークな王道ゴシック・メタルの優美さも忘れないという魅力的なもの。随所に織り込まれたミステリアスなオリエンタル風味も楽曲のフックに一役買っている。そんな中で大きく耳を惹くのはギタリスト:エヴァン・Kの場違いなほどにネオ・クラシカルなソロイスト・タイプのプレイ。名手ガス G.を輩出したミスティック・プロフェシーの新メンバーに抜擢されたのも納得のテクニックが眩しい。
(羽田幸一)