DAS SEELENBRECHEN/IHSAHN

DAS SEELENBRECHEN/IHSAHN

去る10月に2度目の来日を果たした、エンペラーの元フロントマンによるソロ名義の5作目。’10年の3rd『AFTER』辺りから一気に完成度を増したプログレッシヴ・エクストリーム・メタルがまたさらに進化を遂げており、スタイル自体はそのままだが、圧倒的なスケール感と間口の広さ・奥行きの深さを示す作品に仕上がっている。エンペラーも含め、これまでの音楽性をただ集約しただけではなく、今まで以上に緻密かつ濃厚なアレンジメントを披露しており、1〜2度聴いただけで全体を把握することは困難。ある意味難解だが、初めて聴いた時からかつてないスケール感に圧倒されること間違いなし。
(小澤明久)