TO BEAST OR NOT TO BEAST/LORDI

TO BEAST OR NOT TO BEAST/LORDI

フィンランドの国民的“モンスター”バンドによる第6作。前作から約2年半の間にドラマーとキーボーディストが交替し、’10年加入のオトゥス(dr)が’12年に急逝するという悲劇も乗り越えての心機一転作だ。前作同様マイケル・ワグナー(アクセプト、スキッド・ロウ他)のプロデュースにて、オトゥスが遺したアイデアも採用して制作を進め、’80年代魂全開のキャッチーさはそのままに、これまでで最もメタリック&ソリッドな仕上がりになった一方、SEなどを効果的に使ったシアトリカルな演出も、いっそう劇的に機能している。アルバム最後(ボーナス曲除く)にオトゥスのドラム・ソロを収録したのも泣かせる…。
(奥村裕司)