怪談 そして死とエロス/人間椅子

怪談 そして死とエロス/人間椅子

昨年の“Ozzfest JAPAN”でも大好評だった和製ドゥーム・トリオの第20作(’89年ミニ含む)。とにかくヘヴィな仕上がりで、ブラック・サバス&トニー・アイオミへのオマージュにもより磨きが掛かる中、歌詞世界はもちろんのこと、三味線風プレイ、大正琴導入などあくまで和風な個性もしっかり堅持されているのに、どこか“洋楽っぽい”リフが散見されるのが面白い。また、和嶋慎治(g)入魂の各種エフェクト使いも健在で、特にファズ、ワウ、ユニヴァイブへのこだわりはいつも以上? それにしても、最近とみに多作にもかかわらず、マンネリに陥ることなく、クオリティが落ちるどころかより高まっているのは本当に凄い!!
(奥村裕司)