アーティスト名 | SEPULTURA セパルトゥラ |
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アルバム名 | MACHINE MESSIAH マシーン・メサイア |
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ブラジル産激重音楽マスターが3年ぶりに放つ14作目。武骨で不穏なハードコア感覚が強かった前作から一転、今回は曲ごとにスタイルが次々変化していく劇的な構成で重厚な物語を描く。1曲目にアンドレアス・キッサー(g)の泣きまくりソロをフィーチュアしたスロー・バラードが登場するのにはさすがに驚くが、全体的には爆走あり、ブラジル民族音楽要素あり、強圧グルーヴ押しあり、壮大なシンフォニック要素あり…のバンド総集編+αな内容。キッサーのプレイも豪腕と流麗の両極を行き交う。シリアスなドラマが魅力ながら、日本盤ボーナス曲「ウルトラセブンの歌」カヴァーのアゲ感覚も彼ららしい。
【文】平野和祥