SYMPHONY OF SHADOWS/SEVEN THORNS 綿密なアレンジがもたらす“ダークなプログパワー”

SYMPHONY OF SHADOWS/SEVEN THORNS 綿密なアレンジがもたらす“ダークなプログパワー”

デンマークの5人組による約5年ぶりの新作で、通算3作目。以前はツイン・リード編成でストラトヴァリウスやソナタ・アークティカのような疾走感溢れる北欧メロディック・メタルを聴かせていたが、ギターが1人脱退し、更にヴォーカルの交代劇が作曲面にも影響したのか、前作のような“劇的なメロスピ”よりもむしろ“ダークなプログパワー”と言った方がピンと来る音楽性を追求している。歌唱は平坦かつ一本調子で、バンドの音楽性と合っているとは言えないものの、綿密なアレンジによって楽曲は奥行きを増しているし、ギターとキーボードによるソロ・バトルもスリリングで聴き所は多い。
(Masa Eto)