PERILS OF THE DEEP BLUE/SIRENIA

PERILS OF THE DEEP BLUE/SIRENIA

ノルウェーのゴシック・メタラーによるフルレンス第6弾。首魁モルテン・ヴェランが基本全パートをプレイし、自宅でシコシコ2年半かけて仕上げた楽曲群は、コケティッシュな現シンガー:アイリン加入以降の、荘厳さもキャッチーさも併せ持つ路線の延長のように見えて、実のところ随所に新たな試みや仕掛けが隠されている。初期に通じる宗教臭復活の一方で、新顔ノーマル男声にメイン・ヴォーカルを任せた母国語詞曲へマンドリンを載せたり、12分半超の大作へスライド・ギターを挿入したり、デジ要素を強化した曲があったり…等々。モルテンによる“味”で勝負のギター・ソロも依然アクセントとして機能!
(奥村裕司)