アーティスト名 | THE DATSUNS ザ・ダットサンズ |
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アルバム名 | DEATH RATTLE BOOGIE デス・ラトル・ブギー |
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ドルフ・デ・ボースト(vo, b, g)がインペリアル・ステイト・エレクトリック(ISE)の一員という繋がりで、ニッケ・アンダーソン(元ヘラコプターズ〜現ISE)とバンドの折半プロデュースとなった5作目。14曲中、ニッケ担当の6曲は(ISEが未聴なら)驚くほどのキャッチーさと軽快さだが、そのノリの良さは初期の頃っぽくもある。セルフ・プロデュースの8曲は、良い意味で小汚い近年のダットサンズ節が全開で、ブレーキの壊れたファズ・トーンからしてもニッケとは違い過ぎるが、双方にドアーズっぽいノリを出す曲があったり、プロデューサーの違いが作品に及ぼす影響を知れる絶好のサンプルにもなろう。
(菅原健太)