THE VERDICT/クイーンズライク:トッド・ラ・トゥーレがドラムも担当、ミステリアスな作風

THE VERDICT/クイーンズライク:トッド・ラ・トゥーレがドラムも担当、ミステリアスな作風
アーティスト名QUEENSRŸCHE
クイーンズライク
アルバム名 THE VERDICT
評決

CD | ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル | 2019年2月27日発売

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ジェフ・テイト(vo)の後任としてトッド・ラ・トゥーレを迎えてから3枚目となる通算15作目。現在バンドから離脱しているスコット・ロッケンフィールド(dr)に代わって本作でドラムを叩いているのは、何とトッドだそう。基本的には前作の延長線上にある音楽性だが、アートワークが示唆するようにダークで冷たい空気感が支配する内容で、先発曲「Man The Machine」のような比較的ストレートなメタル・チューンもあるものの、全体的には暗くミステリアスな作風。「Light-years」ソロのハーモニーや「Portrait」のスライドなどギター面のアレンジは秀逸だが、前々作と比較すると印象に残る歌メロは少な目。

【文】Masa Eto