Atonement/Veiled in Scarlet 初期北欧慟哭メロデスを継承した泣きまくりサウンド

Atonement/Veiled in Scarlet 初期北欧慟哭メロデスを継承した泣きまくりサウンド
アーティスト名Veiled in Scarlet
ヴェールド・イン・スカーレット
アルバム名 Atonement
アトネメント

CD | Walkure Records | 2018年11月21日発売

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ジャパニーズ・メロデスの黎明期を支えた神戸発バンド:サーペントの中心人物:Keija(dr, key)率いるエクストリーム・メタラーの3rd。新たなシンガーとしてこれまで度々サポートを務めていたShinを迎えている。このように結成以来激しいメンバー・チェンジを繰り返しながらも一切ブレることなく、ありがちなモダン方向には色気を見せず、初期北欧慟哭メロデスのフォーマットに忠実に終始泣きまくるサウンドを継承し続けるその姿勢には、リスペクトを禁じ得ない。アンサンブルの中核を成す元エンシェント・ミス〜現ヴァルザスのIZOによるテクニカル&メロディアスなギター・プレイも大きな魅力だ。)

【文】羽田幸一