WEEZER/WEEZER

WEEZER/WEEZER

前作から1年半ほどで届けられた通算10枚目。アルバム発表前に10曲中(日本盤はボートラ入りで11曲)5曲も公開していたこともあり、全くもって久しぶり感がない。その5曲から予想されたように、割とバック・トゥ・ベーシックなウィーザー節全開の仕上がりとなった。1stや2ndアルバムを彷彿させるリヴァース・クオモ(vo, g)のドライヴィング・ギターが随所でうねり、コーラス・ワークを含めたメロディーのエッジも立っている。ここ数作では最高の出来だが、最近は外部ライターとの共作が増えたこともあり、今ひとつ“リヴァースの世界”が感じられない。往年のファンとしてはそこが物足りない。
(小口正貴)