デジタル配信用の楽曲データは出来るだけ高音質が良い?
自主制作のアルバムをリリースする予定です。最近はいろいろなビットレートのオプションがあるので、最終データの形式を作る時に何を基準にしたらいいか迷っています。
CDは16bit/48kHzでしたが、デジタル配信の場合は、やはり出来るだけ高音質で書き出す方が良いのでしょうか?
(部屋メタル/20代/男性)
マスターは出来るだけ高音質で、形態に合わせてコンヴァートを
マスター音源を出来るだけ高音質で作成しておくと効率が良いでしょう。
例えば、96kHz/24Bitのマスターがあるとします。そこからリリース形態に合わせてダウン・コンヴァートしていけば良いのです。CDなら44.1kHz/16Bit、ハイレゾなら96kHz/24Bitそのまま、ストリーミング等であればmp3やAAC等へ…という具合です。大は小を兼ねるという感じですね。
ちなみにもちろんですが、96kHz/24Bitのマスター音源を作るには、録りの段階からそのサンプリング・レートで行なっておく必要があります。オーディオ・インターフェイスが対応しているかどうかなども含め、その点に留意してください。