3弦を引き下げチョーキングするメリットは?
ヤング・ギターで取り上げられるギタリストではガスリー・ゴーヴァンや、藤岡幹大さんも確かやっていたような気がするのですが、3弦をチョーキングする際通常の6弦側に向かって上げるのではなく、4〜6弦をチョーキングする時のように3弦を1弦側に向かって引き下げるようにチョーキングする人を見かけます。
速いラン奏法の時は普通のチョーキング、メロディーを歌わせるような場面等では引き下げるチョーキングをしている気がします。3弦を引き下げるチョーキングはどんなメリットがあるんでしょうか?
(でひるた/10代/男性)
フレーズの流れで使われることがあります。ヴィブラートにも◎
3弦を引き下げるチョーキングは、弾いているフレーズの流れで、人差指で押さえていた音をそのままチョーキングする時に使われることが多いと思います。
人差指でも上方向にチョーキングする方もいますが、半音ならまだしも全音となるとなかなか上がりきらないと思いますので、慣れてしまえば引き下げた方がよりスムーズですね!
また、僕のイメージだと、3弦を下に引き下げるシチュエーションは、チョーキングよりヴィブラートの時の方が多い感じがします。なので、下の譜例(Ex-1)では味付け的なクォーター・チョーキングを3弦部分に取り入れたフレーズにしてみました。最後の3弦14フレットのヴィブラートも、下に引き下げて試してみてください。