先月お知らせした、アコースティックギターのリペアマン今井雅春氏によるクリニックの模様をお伝えしよう。
まずは、7月6日(土)、7日(日)の2日間にわたって、神戸の楽器店アップルギターズで開催されたクリニックから。毎回好評となっているこのイベントは今回で開催7回目を迎え、総勢14人の顧客が愛器を持ち寄った。ハカランダを使ったマーティン製O-18 (1907年製)、5-18 (1954年製)などのヴィンテージから、コリングスやテイラーといった様々なモデルが集まり、ギャラリーが取り巻く中で今井氏が各ギターのサドルやブリッジ周りを調整。その場で音ががらりと変わり、「こんなに良い音になるとは!」と所有者が喜ぶ場面も見られた。
続く8日は、ESPギタークラフト・アカデミー大阪校で行なわれたセミナーに登壇。ギター製作を学ぶ約60人の学生との質疑応答を行なった後、1947年製ギブソンJ-50の指板調整とリフレットの実演を行なった。学生達が今井氏の技を食い入るように見つめていたのが印象的だった。
さらに詳しいレポートが下記ページに掲載されているので、是非チェックしてみてほしい。
●今井雅春ギターリペアクリニック 開催しました 7月6日(土)~7日(日)、8日(月) – アップルギターズ