ヨーロッパほか、KAWASAKI ROCK CITY Vol.3出演バンドの見所チェック!

ヨーロッパほか、KAWASAKI ROCK CITY Vol.3出演バンドの見所チェック!

昨年1月にY&T、ウインガー、ファイアーハウスの3組を揃えて初開催、同11月にウインガーとスローターという組み合わせで第2回が行なわれた“KAWASAKI ROCK CITY。その第3回が、2015年の年明け早々、1月10日(土)と11日(日)に開催! これまではアメリカン・ハード・ロックの古豪が顔を並べていたが、今回は“欧州ヴァージョン”。そのバンド名そのものが欧州そのもののヨーロッパを筆頭に、計3組の強者が火花を散らすのである!

ヨーロッパ アーティスト画像
pic: FredrikEtoall

リクエスト選曲、名作の完全再現…特別感満載のヨーロッパ

ヨーロッパは2013年の“LOUD PARK”以来の来日となる。あのフェスではセカンドビルとしての出演だったが、「The Final Countdown」での驚異的な反響は、実質的にヘッドライナー級の仕事を果たしたと言ってもいいだろう。ベテランらしい安定感と、再結成組にありがちな衰えとは無縁の現役感たっぷりなプレイはもちろん、ジョン・ノーラムの熱いギターは、現代HR/HM系バンドでは薄れがちな、魂をこめたプレイの重要性を改めて知らしめてくれるものだった。

その彼らの“KAWASAKI ROCK CITY”でのショウは、100分超という単独ライヴと同等のヴォリュームで、しかもファンのリクエストもセットリストに反映されるという。ヨーロッパのライヴは往々にして、ファンの聴きたいものとバンドのやりたいものが隔離してしまうことも多く、またシングル・ヒット曲を多めにしてしまうと、通なファンにしてみれば「浅い…」という物足りなさを覚えてしまうこともある。その点、オーディエンスの“本当に求める曲”をプレイしてもらえる可能性も高い今回のライヴ、とてつもなく貴重な機会だと言える。

(リクエスト企画についてはこちらを参照のこと)
ヨーロッパ リクエスト参加企画

ジョン・ノーラム
Pic : Hideo Kojima

さて今回は、“KAWASAKI ROCK CITY”2日間 に加えて、その前日の9日(金)クラブチッタと13日(火)名古屋ボトムラインでは単独公演が、14日(水)大阪・なんばHatchでは“NAMBA ROCK CITY”がそれぞれ開催される。この3公演の目玉は、何と2nd『WINGS OF TOMORROW』(’84年)の完全再現だ。前2回ではウインガーが『WINGER』(’88年)と『IN THE HEART OF THE YOUNG』(’90年)の再現を行なったが、ヨーロッパもまたこれまで日本では見せたことのない趣のショウを実現してくれるわけだ。

何と言っても『WINGS OF TOMORROW』というチョイスが素晴らしい。ヨーロッパと言えばモンスター・ヒット・アルバム『THE FINAL COUNTDOWN』(’86年)の名前が第一に挙るだろうが、ポップ方面に舵を切り始めた作品であるだけに、初期の北欧メタルらしい透明感や叙情味は薄め。またジョンも『THE FINAL COUNTDOWN』では「Rock The Night」などで名ソロを残しているが、本来彼が持つアグレッシヴさなどが活かされているという点でも、『WINGS OF TOMORROW』をベスト・アルバムに選ぶファンは多いだろう。その名作の再現というだけでファンは見逃せない公演となるはずだ。その他にも歴代ヒット曲が披露され、連日異なるセットを楽しませてくれるとのことである。

ジョーイ・テンペストとジョン・ノーラム
Pic : Hideo Kojima

25年ぶりに日本の地を踏む上質ハード・ポップ・バンド:トリート

“KAWASAKI ROCK CITY”の見所はもちろんヨーロッパだけではない。同じくスウェーデン出身のメロディアス・ハード・ロック・バンド:トリートが25年ぶり、2度目の来日を果たすのである。絶妙に洗練されたハード・ポップなサウンドによって地元スウェーデンでスマッシュ・ヒットを飛ばし、日本でもメロディー重視のリスナーたちによって高く評価されていた彼ら。‘10年の復活作『COUP DE GRACE』は往年の叙情味はそのままに、モダンにアップデートされた秀作だっただけに、まさに彼らの日本再上陸は「満を持して」という表現が合う。曲作りの要であるアンダース・ヴィクストロム(g)は今も健在。あの上質なメロディーを次々に繰り出す、センスに優れたギター・プレイによって、会場は泣きの嵐に見舞われることだろう。トリートは“KAWASAKI ROCK CITY”両日と、“NAMBA ROCK CITY”への出演が決定している。

待望の初来日を果たすスリージー・ハード・ロッカー:クラッシュダイエット

もう1組もスウェーデン出身。音楽性やファッションともに’80年代のスリージーなハード・ロックを思わせるクラッシュダイエットが初来日だ。ライヴ・パフォーマンスの強力さはここ日本にも伝わってきていたし、当初’13年に来日する予定だったのがキャンセルされてしまったという不幸もあったため、遂に…という感慨にふけるファンは少なくないはずだ。これまで“KAWASAKI ROCK CITY”に出演したバンドはいずれも’80年代に黄金期を迎えた古豪だった。そんな中で’00年代デビューのクラッシュダイエットの参戦により、当イベントもさらに可能性を広げたと言えるだろう。もちろんマーティン・スウィート(g)が中心となって作り上げる楽曲は、’80年代テイストたっぷりで、メロディー、パワーのツボを押さえた、年代を選ばず支持されるタイプのものばかり。初の日本でのステージにおいても、一撃でオーディエンスを魅了してくれるに違いない。なお彼らは“KAWASAKI ROCK CITY”のみの出演となっている。

公演概要

KAWASAKI ROCK CITY VOL.3 2015
日程:1月10日(土)&11日(日)
会場:クラブチッタ(神奈川県川崎市)
出演:ヨーロッパ、トリート、クラッシュダイエット

その他の公演

NAMBA ROCK CITY
日程:1月14日(水)
会場:なんばHatch(大阪市浪速区)
出演:ヨーロッパ、トリート

ヨーロッパ 単独公演
日程&会場:

1月9日(金)クラブチッタ(神奈川県川崎市)
1月13日(火)名古屋ボトムライン

チケットその他、各種詳細情報は下記特設サイトでチェックを!!
KAWASAKI ROCK CITY