ランディ・ローズのドキュメンタリー映画が秋に日本上陸

ランディ・ローズのドキュメンタリー映画が秋に日本上陸

今年(2022年3月)で没後40年を迎えた永遠のギター・ヒーロー:ランディ・ローズのドキュメンタリー映画『RANDY RHOADS:REFLECTIONS OF A GUITAR ICON』が、邦題『ランディ・ローズ』として日本で公開、11月11日(金)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントをはじめ全国ロードショーが決定した。

一人のギター少年がロック・スターへと昇華する瞬間、そして悲劇的な最期までを克明に捉えた、全音楽ファン必見の傑作ドキュメンタリー。去る5月にアメリカで公開されており、今秋ついに日本へ上陸する。

’80年代前半、端正なルックスと華麗なるギター・プレイで世界を魅了した天才ギタリスト、ランディ・ローズ。しかし自身のバンド:クワイエット・ライオットでのプロ・デビューは日本のみで、全米デビューは果たせなかった。その後、オジー・オズボーン・バンドへの抜擢により、転機が訪れる。“闇の帝王”オジーと“天使”のランディ、相反する個性のぶつかり合いは極上の化学反応を巻き起こす。刺激的でキャッチ―なギター・リフは時にオジーのヴォーカル以上に耳に記憶され、哀愁を帯びたギター・ソロは無駄な音は一音も無い完璧なフレージングで聴く者の心を鷲掴みにし、一気にギター・ヒーローとなった。しかし、人気絶頂期の全米ツアー中に突然の悲劇が訪れる…。

監督を務めたのは、アメリカの伝説的ヒップ・ホップ・グループN.W.Aの真実を暴くドキュメンタリー『N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン』などを手掛けたアンドレ・レリス。脚本と編集をマイケル・ブルーイニング、ナレーションをL.A.ガンズのトレイシー・ガンズが担当し、クワイエット・ライオット時代の貴重ライヴ映像や肉声インタビュー、プライヴェート・ショットをフィーチュア。更にオジー・オズボーンや、同時代にデビューし、共にギター・ヒーローへと昇華したエディ・ヴァン・ヘイレン、ランディを敬愛するミュージシャンやギター・テック、ランディの母や兄弟などの貴重なインタビューも多数収録されている。

この度解禁されたポスター・ビジュアルでは、アイドル顔負けの愛くるしいルックスと小柄でスリムな佇まいで、華麗にギターを弾くランディの姿が切り取られている。’80年代、日本人の琴線に触れる哀愁の旋律と天使のルックスに、日本のギター・キッズやロック少女は一瞬で恋に落ちたという。ブレイク後僅か2年足らずで突然の死を遂げた、その数奇で悲劇的な人生ドラマは映画ファンも必見だ。

ドキュメンタリー映画『ランディ・ローズ』概要

原題:RANDY RHOADS:REFLECTIONS OF A GUITAR ICON
邦題:ランディ・ローズ

出演:ランディ・ローズ、オジー・オズボーン、エディ・ヴァン・ヘイレン、ルディ・サーゾ、フランキー・バネリ、ジョージ・リンチ、ゲイリー・ムーア、ダグ・アルドリッチ、ジョエル・ホークストラ、ブルース・キューリック、ドゥイージル・ザッパ

ナレーション:トレイシー・ガンズ

監督:アンドレ・レリス
脚本・編集:マイケル・ブルーイニン
原作:2022年/アメリカ/英語/カラー/シネスコ/5.1c/92分

字幕監修:上田慎也(ヤング・ギター)
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム/©RANDY RHOADS: LEGEND, LLC 2022
宣伝:ポイント・セット