ロック、メタル、ギター・シーン注目の新譜情報をお届け!
『Light Mellow Katsutoshi Morizono』Katsutoshi Morizono
CD | ステップス・レコーズ | 2024年7月24日発売
AOR、シティ・ポップを中心に、ロック、ソウル、ジャズ・フュージョンなど、’70~’80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター金澤寿和氏が企画・監修・選曲・解説を手掛けるコンパイル盤のアーティスト編。
今作は、ロック、フュージョンにとどまらない幅広い音楽性を持つギタリスト/ヴォーカリスト『森園勝敏』である。彼のキャリアを通じた作品群からヴォーカル曲、インストゥルメンタル楽曲を合わせて選曲。その楽曲群には、森園勝敏の「歌ごころ」が溢れている。
『SCIENCE, NOT FICTION』ORANGE GOBLIN
CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 2024年7月24日発売
英国産ドゥーム・メタル/ストーナーロックの最高峰、オレンジ・ゴブリン。彼らの記念すべき10作目のスタジオ・アルバムが完成! プロデューサー/ミキサーは、このジャンルにおいて確かな腕をもつマイク・エクセターが担当。2023年後半にイギリスのウッドワーム・スタジオでレコーディングされており、サイケデリックな深みとプログレッシヴな力強さをより押し出した傑作アルバムとなった。キャンドルマスなどのファンにアピール。
『MANIFESTO』SUNBURST
CD | Bickee Music | 2024年7月24日発売 | 日本盤ボーナス・トラック3曲付き
サンバーストはドリーム・シアター、ネヴァーモア、コンセプション、シンフォニー・エックスに影響を受け、2010年にギリシャで結成、デビュー・アルバム『FRAGMENTS OF CREATION』(2016年)は世界中のファンやメディアから素晴らしいフィードバックを受け、感情豊かなヴォーカル、フックあるメロディー、テクニカルなギターで構築されたドラマティックなサウンドが大きな話題となった。そして最もエキサイティングな新人として称賛される。
アルバムの発売後、ギリシャとヨーロッパで多くのショウを成功させたサンバーストは、次作に向けた素材の制作に取り組み始める。しかし、各メンバーは他のバンドとのツアーやレコーディングで多忙を極めた。予想以上に制作時間を要するが、数年を経てついに『MANIFESTO』と題されたセカンド・アルバムを完成させる。
新しいアルバムを聴くと、その進化が明白になるであろう。よりドラマティックで、ヘヴィで、複雑かつメロディック性を感じることができる。今回はオーケストラのアレンジを多く取り入れ、アルバムに映画のような雰囲気と壮大さを与えている。
ガス・ドラックスのギター・ワークもさらに研ぎ澄まされ、印象的なインストゥルメンタル・パートや激しいギター・リフ、メロディックなヴォーカル、感情的で記憶に残るメロディーなど、バンドの特徴的要素が凝縮された。
『TEMPT』TEMPT
CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 2024年6月19日発売(本国では2023年発表) | ボーナス・トラック2曲追加
NY出身のアリーナ・ロック・バンド、テンプトの2ndアルバムが待望の日本デビュー作『テンプト革命』としてリリース!
ザック・アレン(vo)、ハリソン・マルセッロ(g)、ニコラス・バロウズ(dr)、クリス・グッデン(b)の4人により結成。2016年にデビュー・アルバム『Runnaway』(日本盤未発)をリリースし、多くの好意的なレビューを獲得。世界的な好評の嵐を呼んだ。バンドは、デフ・レパードやボン・ジョヴィといった’80年代のロック・ミュージックに影響を受けたことを公言しており、デフ・レパードの名曲「Animal」やボン・ジョヴィの「Born To Be My Baby」のカヴァーをYouTubeに公開。これをデフ・レパードが公開直後にSNSで拡散したことで話題沸騰となった。2018年には、ニューヨークのラジオ局WBABによって毎週のように楽曲がオンエアされ、世界で最も有名なアリーナ、マディソン・スクエア・ガーデンにてボン・ジョヴィの前座を任された異例の新人バンドである。
輝かしい実績を築いてきた彼らは、モトリー・クルーのトミー・リー(dr)やSIXX:A.M. が所属する Better Noise Music と契約し、2ndアルバム『TEMPT』(2023年)をリリース。『テンプト革命』という邦題を冠してこの度リリースされる本作は、プロデューサーにグリーン・デイの『AMERICAN IDIOT』(2004年)、『21st Century Breakdown』(2009年)やマイ・ケミカル・ロマンスの『THE BLACK PARADE』(2006年)といった名だたる作品群のミキシングを手掛けたクリス・ロード・アルジをプロデューサーおよびミキシング・エンジニアに迎えて制作。楽曲については、4曲目「Burn Me Down」や6曲目「Camouflage」などに聴かれる王道のメロディックなスタイルをはじめ、彼らのスタイリッシュな持ち味が生かされた9曲目「Roses」を収録するなど、幅広い魅力に溢れている。さらに日本盤は、本邦のファンのためにクイーンの「We Will Rock You」のカヴァーを含むボーナス・トラック2曲を限定収録した特別パッケージとなっている。