西脇辰弥によるホールズワース追悼ライヴ第2弾が開催、藤岡幹大へのトリビュートも

西脇辰弥によるホールズワース追悼ライヴ第2弾が開催、藤岡幹大へのトリビュートも

キーボーディスト&作編曲家の西脇辰弥が、2023年1月9日(月・祝)に故アラン・ホールズワースを徹底的に深堀りするライヴ・イベント“The Spirit Of Allan Holdsworth Live in Nagoya 2023〜for the memories of Mikio Fujioka〜”を開催する。

2017年4月に突如世界を駆け巡ったアランの訃報を受けて、西脇は追悼ライヴ・イベント“アラン・ホールズワース・トリビュート 2017”を同年10月に開催。FRAGILEの矢堀孝一、SING LIKE TALKINGの西村智彦、そして17年にわたりアランの日本公演におけるギター・テックを務めた丸本修士、さらにアランのフリークとして知られた藤岡幹大…といった豪華ギタリスト陣が出演し、国内外のホールズワース・コミュニティから大きな称賛を浴びたイベントとなった。

また奇しくもその翌年(2018年1月)、藤岡が不慮の事故により急逝。西脇は藤岡の在籍していたインストゥルメンタル・グループ:仮BANDの活動を通して、彼と交流を深めていた。藤岡の存命時に発表された1st EP『仮音源 -Demo-』(2016年)では変拍子満載の「Chuku」にキーボードで客演しており、当時の藤岡は制作を振り返って「西脇さんの音楽戦闘力はヤバい」と絶賛の言葉を残している(藤岡幹大/仮BAND『仮音源 -Demo-』インタビュー/2017年公開)。本イベントの副題に彼の名前も掲げられているのは、先述した第1回ライヴでも大活躍を見せた藤岡へのトリビュートが込められているためだ。

2017年開催時
2017年開催時の様子

西脇をはじめとする出演ラインナップは、前回出演の丸本に続き、アラン・ホールズワース研究家としても知られるジャズ・ギタリスト:関よしのり、仮BANDや大村孝佳バンドなどで見せる驚異のテクニックで名高いドラマー:前田遊野、ゲーム・ミュージック界でも引く手数多のプログレ・ベーシスト:池尻晴乃介と、強力な布陣が揃っている。ゲスト・ヴォーカルには’80年代に活躍したヘヴィ・メタル・バンド:スナイパーの北尾茂久も参加予定だ。ライヴは名古屋のBL Cafe(ボトムライン内)で行なわれるが、オンライン配信による観覧も可能になっている。

西脇はまた、2021年度にNHK FMで放送された人気ラジオ番組『ディスカバー・クイーン』(パーソナリティはサンプラザ中野くん)で解説を務め、独自の視点による深堀りで多くの支持を得てきた。再びアラン・ホールズワースの摩訶不思議な音楽世界に向かい、今度はどのように深堀りしていくのか、目が離せないイベントになることだろう。

The Spirit Of Allan Holdsworth Live in Nagoya 2023〜for the memories of Mikio Fujioka〜 概要

出演アーティスト:
西脇辰弥(ミュージカル・ディレクター、key、harmonica)
丸本修士(g)
関よしのり(g)
前田遊野(dr)
池尻晴乃介(b)
北尾茂久(ゲスト/vo)

日程:2023年1月9日(月・祝)
会場:名古屋 BL cafe(ボトムライン 1F)
開場:13:30 / 開演:14:00
住所:〒464-0850 名古屋市千種区今池4-7-11
アクセス:地下鉄今池駅3番出口前

チケット料金(会場):前売券/5,000円 当日券/5,500円 (別途ドリンク代600円)
オンライン配信チケット料金:3,300円(2022年12月17日より発売開始)

チケット販売サイト:
The Spirit Of Allan Holdsworth Live in Nagoya 2023 | Bottom Line Japan

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